【フォト日記】世界の舞台へ

2012/7/3
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今日から札幌戦に向けたトレーニングが始まりました。久しぶりのオフを挟み、しっかりとリフレッシュした選手達。アウェイでの試合となりますが、勝ち点を持ち帰れるように準備をしていきます。

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今日のトレーニングは9時半、15時半からの2回。午前中はトゥッココーチの指導の下フィジカルメニューに取り組み、体をいじめ抜きました。「今日やらないでいつやるんだ!今日の取り組み方が絶対に試合にでてくるぞ!」とトゥッココーチからもかなり激しい檄が飛び、トレーニングは熱を帯びていました。思わず膝に手をつく選手もいましたが、全員で声を掛け合い、しっかりとメニューを消化しました。

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そして昨日、発表された通り、第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)男子サッカー競技日本代表に選出された鈴木大輔選手が、午前と午後のトレーニングの合間、13時からクラブハウスで記者会見を行いました。会見には40名近い報道陣が集まり、鈴木選手が入室すると温かい拍手が起こっていました。鈴木選手に対する期待の表れとなり、様々な思いを背負いながらプレーするということを改めて感じさせられました。

会見冒頭、「今日はお集まりいただきありがとうございます。メンバーに選ばれて光栄に思います。選ばれなかった選手のためにも、責任感を持ってプレーしてきたいと思います」と挨拶をした鈴木選手。選出されたことで改めて気持ちが引き締まったことでしょう。多くの報道陣を前にしても堂々と質問に応える姿に頼もしさを覚えるほどでした。

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メンバー選出を聞いての感想は「素直にうれしかったです。緊張もしていましたし、もちろんホッとした気持ちもあります」とのこと。ここまでコンスタントに選出されてきた鈴木選手ですが、プレッシャーも感じていたようです。今度は選出されたことでこれまでとはまた別のプレッシャーと戦っていかなければなりません。それでも毎日に全力で取り組んできた鈴木選手であれば、そんなプレッシャーもプラスの力に変えていくことでしょう。

また大会については「世界で活躍している選手に対して自分がどれだけできるか試したい。やれる自信はあるので、しっかりと自分のプレーを出したいと思います」と力強く意気込みを話してくれました。持ち味を十分に発揮すれば、世界の選手を相手にしても決して引けを取ることはないでしょう。

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練習後、囲み取材に応じた柳下監督からは「まず新潟の試合が2つあるので、そこに集中してもらい、いいプレーをして代表に向かってほしい」と前置があったあと「ゲームに出て世界を体験して、そして成長して、少しでも新潟に還元できるように無駄な時間を過ごさないようにしてほしいですね」と監督らしいエールが送られました。自身の成長に加え、クラブのためにも頑張ってきてほしいところです。

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アルビレックス新潟に所属する選手として、オリンピックに参加する選手は鈴木選手が初めてとなります。「新潟のサポーターにも活躍する姿を見せたい」と会見でも話していた通り意気込みも十分。日本代表として、そして新潟の代表として、世界で戦う鈴木選手に温かいご声援をよろしくお願いします。


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