【フォト日記】炎天下での1vs1
2012/7/20

トレーニングが再開されて2日目。今日の聖籠クラブハウスも朝から非常に高い気温となりました。しかし湿度は無く、夏本番の天候の中で、選手たちは午前9時半から約1時間半、みっちりとトレーニングを行いました。

昨日は二部練習でハードなフィジカルメニューも行ったということで、今日もトゥッコフィジカルコーチのもと、まずは入念にウォーミングアップ。ジョギングからコーディネーションを養うようなステップ、スラロームでのランニングなどを行っていきます。

続いて柳下監督が選手たちに課したのは、ハーフコートにゴールを立てての1vs1。選手はまずボールを持ち、対峙する相手をドリブルなどでかわしてシュートを狙い、休む間もなく攻撃側に入れ替わった選手への守備対応を行う、という厳しいメニューでした。ハーフコートをフルパワーで走り、切り替えてボール保持者を追わなければならず、たちまち選手の顔は真っ赤に。

「1対1はフィジカル。目一杯の選手も、余裕のある選手もいたが、いい状態だと思う」と柳下監督も選手たちの全力のプレーには目を細めていました。この1対1には足の違和感が回復し、全体トレーニングに合流している小林慶行選手も元気に参加。冷静なボールさばきから見事なミドルシュートを突き刺しています。

「体はどんどん動いているし、もっと良くなっていくのが分かる。何より、みんなと一緒にボールを追ってサッカーができるのが楽しいですね。テンションが上がっています」と、練習後の小林選手も明るい表情でした。頼りになるベテランも復調し、全員がいいコンディションで今週末のブラウブリッツ秋田とのトレーニングゲームに臨もうとしています。