【フォト日記】準決勝で敗退

2012/9/2
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本日・9月2日(日)、アルビレックス新潟レディースはなでしこリーグカップ2012の準決勝、日テレ・ベレーザ戦を浦和駒場スタジアムで戦ってきました。キックオフは19時。直前に行われていたもう一つの準決勝、INAC神戸レオネッサ対伊賀フットボールくノ一では強い雨が降っていましたが、19時のキックオフには雨も弱まり、無事に試合開始となりました。

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新潟は予選リーグ、Aグループを2位で決勝トーナメント進出を決めました。今日の対戦相手はBグループを全勝で1位通過を決めた日テレ・ベレーザ。昨年まで新潟でプレーしていた阪口夢穂選手はこの日はベンチスタートでした。久々の再会を楽しみにしていた選手も多かったことでしょう。この準決勝という大舞台。選手たちはモチベーションを高く試合に臨みました。

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前半立ち上がりはお互いに中盤での激しいボールの奪い合いになりました。どちらも主導権を握ろうと素早いプレスをかけ、ボールは互いにの陣地を行ったり来たりを繰り返します。新潟はボールを奪うと早い攻撃につなげていましたが、なかなかシュートまで持っていくことができませんでした。そんな展開の中、新潟は前半31分に失点します。中央突破を仕掛けてきた選手を川村選手がブロックしますが、そのこぼれ球が運悪く相手選手の足元に。フリーでミドルシュートを許してしまい、これがゴールを揺らしました。

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そこからは少しずつベレーザペースに試合は動いていきました。中央、サイドと早いパス回しで守備陣が翻弄され始め、先制点を許した6分後、右サイドからのグラウンダーのクロスを押し込まれ2失点目。立て続けに失点を許し、厳しいゲーム展開となります。前半は0-2で終了となり、試合は後半へ。

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後半に入ると新潟が少しずつ力強さを見せ始めます。FWの山崎選手、MFの佐伯選手がドリブルでチームの攻撃を牽引。迫力ある突破で徐々にチーム全体が押しあがってきました。しかし、ラストパス、フィニッシュの部分で精度を欠いてしまい、なかなか点差を詰めることができません。疲れの見え始めた新潟に対しベレーザも再び攻撃に転じ、試合を決定づける3点目を狙いにきました。体を張って守っていましたが後半35分に3失点目。残り10分もゴールを目指し懸命に戦いましたが、スコアは変わらず、0-3で試合終了の笛を聞くことになりました。

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試合後の大友選手は「いつも通り悔しいの一言。まだまだ個人でもチームでも全体的に差を感じた」と悔しさを隠しませんでした。予選リーグを突破し、準決勝まで進みましたが、反省の多い試合になってしまったようです。それでも「予選を勝ち進み、試合を多くできたことはいい経験になったと思う。またいつもと雰囲気の違うこうした大きな舞台でできたこともよかったので、これをリーグにつなげていきたい」としっかりと次を見据えることも忘れていませんでした。まだまだ悔しさは残っているでしょうが、次はリーグ戦に向けた準備をしていかなけれななりません。

たくさんのご声援ありがとうございました。残念ながたカップ戦は準決勝で敗退となりましたが、9月16日(日)からなでしこリーグが再会します。この経験を活かして、後半戦はより高い順位を目指して戦います。引き続きレディースチームに熱いご声援をよろしくお願いします。


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