【フォト日記】1次キャンプも後半
2013/1/28

昨日に続いて青空が広がった愛鷹広域公園。ただ時おり上空からは「ドーン」という大きな音が聞こえ、選手たちも「なんだろうね?」と訝しがっていました。これは雷鳴。このようなきれいな青空でも富士山の方からは聞こえることがあるそうです。
トレーニングは今日も二部練習。午前中、指揮を執ったトゥッコフィジカルコーチは、選手たちにハートレート(心拍計)を着用するように話すと、「今日のトレーニングは皆さんのコントロールが大事になる。しっかり自分の心拍をコントロールすること」と話してピッチに送り出しました。
体を温めた後は、各自に設定された心拍数を保つランニングを3分間行った後、ホイッスルが鳴った瞬間にピッチ内に設定されたエリアで4対4.ここでボールをつなぎ、あるいは奪いにかかって激しく動き回ることで一気に心拍を高めていきます。
さらにホイッスルが鳴ると選手たちは再びランニング。走りながら心拍を設定された値まで戻すことを求められます。設定数値は、各自の選手が走りながら体力を回復できる値です。歩いたりジョギングではなく、走りながら回復ができれば試合でも大きな意味を持つもの。そのため周囲のスタッフからは「ジョギングじゃないぞ。少しスピードを上げて!」と声がかかっていました。
午後はアップの後、ハーフコートで1対1、2対1、3対2の対人練習を行いました。初めてGKとフィールドプレーヤーが一緒にプレー。ダッシュとストップを繰り返すスプリント系のこのトレーニングはフィジカル的な要素も組み込まれていました。
午後練習を締めくくったのは8対8。3チームに分かれて次々と変わっていくゲーム形式でしたが、GKの立っているゴールにシュートできる喜びが、選手の表情からは伝わってきました。明日は初の練習試合の前日。午前はフィジカル、午後は11対11のゲーム形式を予定していると柳下監督は話しています。