【フォト日記】いい融合を
2013/2/7

順調に進んでいる高知・春野でのトレーニング。午前は春野総合公園陸上競技場近くにある体育館でのウェイトトレーニングからスタートしました。一般のお客様もいらっしゃる中でしたが、トゥッコフィジカルコーチのもと、レッグプレスや、ゴムチューブを使っての内転筋などを鍛えるメニューなどを選手たちは順番に行っていきます。

春野総合公園にはアルビレックス新潟のほか、プロ野球・埼玉西武ライオンズも春季キャンプを張られています。この体育館には西武の選手も見えられていて、競技の異なるサッカーのトレーニングを興味深そうにご覧になっていました。

約1時間、筋肉に刺激を与えた後は、徒歩で陸上競技場に戻り、ピッチでのフィジカルメニュー。等間隔にゴムチューブが置かれていて、選手たちはすぐに2人1組になってゴムチューブを身に付けます。

片方の選手がゴムを付けてサイドステップやバックステップなどで走り、それをもう一方がゴムを持ちながら負荷をかけていくメニュー(走る選手はもちろんですが、抑える方もなかなかパワーが入ります)。「後ろで抑える選手がしっかりしないと、前の選手は成長しないぞ。チームメイトの成長を助けてくれ」とトゥッココーチも声をかけていました。

午後はウォーミングアップ後にクロスからのシュート練習と6vs6。続いて攻守ともプレーできるエリアを制限しての6vs6+5vs5などを行いました。「コンビネーションを作っていきたい」(柳下監督)意図のメニュー、相手守備を崩すための2人、3人が絡んでいくコンビは何度か見られたものの、「こちらが声をかけるとパッとできるが、まだ意識して修正はできていない」とのこと。「時間はかかることだがやり続けていく」と取り組み続けます。

新しくチームに加わった選手も含めての連携は一朝一夕ではできないもの。それでもお互いの特徴をすり合わせていく作業が重要になります。本間選手は「自分としてはそんなにやることが変わるとは感じていない。それぞれに良いところがあるので、引き出せるように」とチームのまとめ役としていい融合が図れるようにとコミュニケーションを取っているようです。

9日のトレーニングゲーム・讃岐戦をひかえ、明日はゲーム形式での確認を行うと練習後に語った柳下監督。連携も含めたチームの構築も着々と進めています。