【フォト日記】着実にステップアップ

2013/2/11
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オフ明けとなる本日のトレーニング。午前中のメニューはトゥッコフィジカルコーチにより、サーキットトレーニング組と1000mの2班に分けられました。「有酸素系の1000mとパワー系のサーキット」(柳下監督)と、選手のコンディションなどに応じたグループで、ともに1時間半弱、しっかりと体をいじめ抜きました。

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サーキットはパワー系ということでゴムチューブやミニハードルなどを使っての10種目。新たにミニハードルとポールをセットにしてのスラローム走なども新設されていましたが、濱田選手らは軽やかに飛び越えながら走り抜けていきます。一方、ハードルを両足ジャンプで越えていくメニューでは、「ヒザを高く! 高く!」とコーチらから声が飛ぶ中、懸命の表情でジャンプを繰り返していました。

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「いまやっているメニューはサッカーの技術には関係ないかもしれない。でも、試合のプレーではこのトレーニングが必ず必要になるぞ!」とトゥッココーチによる檄は続きます。これまでサーキットトレーニングは回数を調整していた田中達也選手もすべてのメニューをこなし、コンディションが向上しつつあることをうかがわせていました。

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一方、1000m走では宣福選手、川口選手が全体を引っ張る中、ベテラン本間選手も若手2人に離れずペースを守り設定タイムをクリアし続けます。坪内選手らも7本走った中で設定を守り続け、こちらも新潟らしい、走り切る力が着実に身に付いていることをコーチ陣に実証していました。

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午後のトレーニングはボールを使っての6vs6+5vs5などが行われました。ボランチの2人は攻守に絡みながらユニットによる攻撃と守備を息抜くことなく続けていくこのトレーニング。ボランチ本間選手からの配球を受け、アトム選手、藤田選手らがFW陣とよく絡み、次々とチャンスを作り出していきます。

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「顕治、亜土夢、征也たちは動けていた」と柳下監督もコンディションの良さを認めていましたが、FWブルーノ選手に何度も決定的なパスを送り続け、得点を重ねていました。「スピード感もあるし、狭いコートでやっているので距離感もいい。ワンタッチでつなげる。これを105mの広いスペースでも同じようにできればいいサッカーができる」と、柳下監督はこの感触を体に浸透させてゲームに生かすように求めていました。

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「体が重い選手には午前のトレーニングは相当応えているはず」というほどハードなトレーニングでしたが、最後まで選手たちはフルメニューをこなしきりました。どの相手に対しても当たり負け、走り負けしない頑健なフィジカル、そして新潟らしいサッカーのスタイルはチームにしっかりと息づいてきています。


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