【フォト日記】トレーニングゲームvsソニー仙台戦

2013/2/21
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静岡は昨日に続いてさわやかな快晴。トップチームは発表した通り、2月24日(日)のトレーニングゲーム/プレシーズンマッチの清水戦後はスケジュールを変更して新潟に戻ることとなりました。「少し寒いかもしれないが、練習を終えて自宅に戻る。家族がいる選手は家族と過ごすことで落ち着きを持たせたい」(柳下監督)意向によるもの。充実した清水・J-STEPでは、残る期間にしっかりとトレーニングをして力の上積みを図ります。

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今日は13時からソニー仙台とのトレーニングゲームに臨みました。時間は30分×4本と、この日もすべての選手が多くの時間でプレーすることを意図した構成に。攻守ともにこれまで行ってきた練習の成果をぶつけました。

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1本目では、サポーター待望の選手から初ゴールが生まれます。右サイドからボールをつなげて中央でアトム選手がボールを受けると、高いDFラインの裏に落とすフワッとしたパス。ここに鋭く反応したのが田中達也選手でした。ドリブルで相手ゴールに迫り、必死で追いすがるDFを2回の切り返しで完全に突き放し、右足で冷静にゴール。決まった瞬間、グッとこぶしを握りました。

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攻撃ではこの日もDFラインの裏やサイドのスペースをブルーノ選手らが突き、起点を作るとサポートから細かくパスをつないで相手ゴールに迫ります。15分にはこの日右サイドバックで起用された藤田選手からブルーノ選手にパス。DFが足に当ててこぼれたところをサポートに入っていた三門選手が右足でサイドネットに突き刺すゴール。厚みのある攻撃を披露します。

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守備では立ち上がりにマークがやや緩慢になったところを抜け出されてシュートを浴びる場面もありましたが、これは黒河選手が好セーブ。以後はクナン選手、大井選手のセンターバックコンビが力強く跳ね返します。2本目にはポゼッションからジンス選手がDFラインの裏に送ったボールにアトム選手が追いつき、難なく決めて3点目を決めます。

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3本目からは選手を入れ替えて臨んだ新潟。不用意なパスミスからソニー仙台の鋭いカウンターを浴びる場面もありますが、菊地選手や濱田選手、坪内選手ら最終ラインが粘り強く体を張って守り続けて得点を許しません。攻撃では本間選手がボランチの位置から飛び出してチャンスを作ろうとするものの、なかなか合わず。しかし4本目には右サイドで作ったチャンスから最後は本間選手がエリア内に侵入、落ち着いて流し入れました。

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柳下監督は守備に関して「互いの距離感は良くなっているが、今日のゲームでも危なっかしいところが見られた。これは続けていかないとなかなか修正できないものなので、シーズンに入ってからも続けて修正していきたい」と前進を認めながらも腰をすえて取り組むことを改めて言及していました。一方、攻撃では立ち上がり攻撃が一辺倒になっていたところ、「少し言ったらパッと良くなった。昨年までにはなかったこと」と驚く適応力を見せました。

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初ゴールを決めた田中達也選手については「もう少しトレーニングをやっていく。本人も長い時間に出場したいだろうが、100%のプレーができる状態を作ってから」と慎重にコンディションを見極めていく考えを強調。ただ、「中盤ではボールを失わず起点になれるし、ゴールまでは仕掛けていくと求められる両方を持っている」と、改めてその実力を評価していました。

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いよいよ清水キャンプは残り3日。明日からまたいいコンディションを作り、日曜日の清水戦に向けて準備を行っていきます。



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