【フォト日記】 3日目
2013/6/12
秋田キャンプ3日目となりました。昨日に続き9時半、15時半と2回のトレーニングを行いました。秋田キャンプでは午後のトレーニングがすべて15時半となりました。トレーニングの間隔を空けて、少しでも体を休めるようにといった考慮がされています。
午前中は引き続きフィジカルトレーニングとなります。心拍数を設定してランニング、トゥッココーチの笛の合図でボール回しが始まります。この日はサッカーの動きを取り入れながら心拍数をあげていました。
秋田は素晴らしい天候が続いているのですが、選手達を苦しめるのは気温の高さ。今日は30℃を越えており、少し動くだけで汗が滲みます。そんな中でのトレーニングは過酷を極め、濱田選手は「プロになってから一番きついかもしれない」と話していました。それでも下を向かずに取り組み、チームと個人の強化にしっかりと取り組んでいきます。
午後は練習前に水を撒いていました。秋田では6月に入ってから一度も雨が降っておらず、芝生にとっては少し心配なところでもあります。加えてこの暑さとなれば選手だけでなく、芝生にとっても過酷な日が続いていることでしょう。
午後はゲーム形式のトレーニングとなりました。それほど長い時間を行ったわけではありませんが、その中でも集中して、しっかりとテーマを持ってトレーニングは進められていました。
コートを狭めた中でのゲームでしたが、一際、輝きを放っていたのがレオ シルバ選手でした。レオ選手のいたチームが一方的に得点を重ねるゲームになりましたが、その点について柳下監督は「レオの力によるとことが大きい。日本に来て、もともと持っているものにプラスアルファができている。本当にすごいこと」と賛辞を送ります。日本に来てさらに成長しているレオ選手。底知れぬ潜在能力です。
もちろん、他の選手も負けていません。川又選手も得点を重ねていました。動き出しの早さ、質はますます磨きがかかっているようで、ボールを受ける回数、シュートまで持っていく回数も多くなっています。現在、チーム内での最多得点選手として、ピッチ内での存在感が増していきます。
チームは明日も二部練習を行う予定です。やっと秋田キャンプの折り返し地点が見えてきました。選手達は疲労で余裕がないでしょうが、ここまで質の高いトレーニングを重ねることができています。引き続き、秋田キャンプに取り組んでいきます