本日・6月20日（木）は9時半、15時からと2回のトレーニングとなりました。今日はクラブから重要な発表をさせていただきました。ブルーノ ロペス選手の退団のお知らせです。ブルーノ選手は今日のトレーニングには参加せず、午前中にクラブハウスを訪れ、チームにお別れを告げました。


今シーズンはここまでゴールを決めることができませんでしたが、高い運動量でチームに貢献してきたブルーノ選手。ここにきての退団はチームにとって大きな痛手であることは間違いありません。

午前中、クラブハウスを出る前に「サポーターの皆さんからもらった温かい声援、それを失うということは本当に寂しい気持ちです」とコメントを残したブルーノ選手。サポーターへ向けては「本当に素晴らしいサポーターでした。これからもチームの一員として戦ってもらいたいと思います」と感謝を述べていました。


ブルーノ選手がいなくなり、人数以上に寂しさを感じた今日のトレーニング。ですが、これまで通りしっかりと取り組んでいかなくてはなりません。今日も選手達は2回のトレーニングに集中して取り組んでいました。


それぞれが持ち味を十分に発揮することで、ブルーノ選手の抜けた穴を埋めていかなくてはなりません。別れは常に辛いものですが、下を向いてばかりもいられません。突然の発表となりましたが、すぐに切り替えてトレーニングに励む選手達にはプロフェッショナルとしての姿勢を感じました。


柳下監督はブルーノ選手の退団について「スタートから一緒にやってきた仲間として、途中でいなくなるのは残念」と話していました。ただ「日本で過ごした2年半の経験を活かして、次のチームでも成長していってほしい。チームのためのプレーを献身的にやってくれて、すごく助かった」とこれからの激励の言葉もありました。常にフォアザチームの姿勢を貫いてきたブルーノ選手。そのプレーぶりに柳下監督も大きな信頼を寄せていました。


2年半という期間となりましたが、ブルーノ選手の気持ちを前面に出してプレーする姿を、これからも忘れることはありません。これからはお互いに、いい報告ができるよう、また全力で日々を積み重ねていきましょう。