【フォト日記】一戦一戦
2013/7/7
昨日の柏レイソル戦ではサポーターの大きな声援もあり、見事3-2で勝利することができました。川又選手のヘディングシュートで先制するものの、柏に逆転を許す展開。しかし、選手は最後まであきらめずに走り抜きました。カウンターの応酬となりましたが、亜土夢選手、岡本選手が素晴らしいシュートを決め、再逆転に成功しました。リーグ再開、そして連戦を素晴らしい形でスタートすることができました。ご声援、ありがとうございました。
本日・7月7日(日)、トップチームは10時からのトレーニング。昨日の出場時間でリカバリーと通常のトレーニングに取り組むメンバーに分かれました。連戦ということもあり、全ての選手が戦える準備をしていかなくてはなりません。
その一方で、新潟市陸上競技場ではなでしこリーグカップ予選第5節が行われました。アルビレックス新潟レディースはベガルタ仙台レディースをホームに迎えての一戦。今日の試合で予選リーグの半分を終えることになります。決勝トーナメント進出のためにも、勝ち点3で可能性を大きくしたいところです。
試合開始前は雨が降ったり止んだりとなっていましたが、キックオフの17時以降は降ることはありませんでした。ただ非常に湿度が高くなっており、選手にとっては過酷な環境下でのゲームとなりました。
この日は中村 楓選手(ユニバーシアード代表)、斎藤 友里選手(警告の累積による週場停止)を欠く中でのゲームとなりました。CBには高村 ちさと選手、ボランチには阪口 萌乃選手とそれぞれルーキーがスタメンとなりました。ただ、二人ともすでに公式戦で経験を積むことができています。チームとしてもなんの心配もなく二人をピッチに送りだしました。
「仙台は縦に早いチーム」と試合後に話した能仲監督。相手のペースに合わせていたら、ハイペースなゲーム展開となり、仙台のストロングに合わせてしまったかもしれません。そうすると分が悪くなるのは新潟の方でしょう。ただ前回の対戦から修正した部分もあり、新潟の選手はボールを保持すると、展開を読みながら丁寧にボールを回してペースをコンとロースしていました。
「少し丁寧にやりすぎたところも」(能仲監督)ありましたが、全体としてはこれまでトレーニングで取り組んできたことがピッチで表現されてきたようです。お互いに決め手を欠き、結果は0-0のスコアレスドローとなりましが、決定機を作ることもできていましたし、着実に成長を遂げていることが分かります。
カップ戦では若い選手の出場機会も増えてきており、チーム力の底上げにも成功しています。グループリーグはこれで半分の日程が終了となりました。次は各チームとの2周目の対戦が待っています。
強豪ぞろいのグループリーグを再度、戦うことにより、さらにチームとしての力もアップしていくことでしょう。その成長をリーグ、そしてカップ戦と結果につなげていかなくてはなりません。まずは決勝トーナメント進出を目指し、一戦一戦に集中して戦っていきます。