【フォト日記】つなげていく

2013/8/11
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昨夜の甲府戦を終えたチームはバスで新潟へ。到着したのは日が変わって今日だったため、長距離の移動も考慮されて昨日の試合に出場した選手たちは全員がリカバリー組に。出場時間の短かった選手たちは、ややペースを上げたランニングやウェイトなどで負荷をかけていました。先発出場した選手たちはリカバリーからアイスバスへ直行。暑さの厳しかったゲームでは、体内に熱が残ったままです。極寒のアイスバスに入り、熱を冷ますことを心がけていました。

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それ以外の選手たちは、15時からJAPANサッカーカレッジとのトレーニングゲーム。アルビレックス新潟ユースの選手たちも多く構成されたチームとなりましたが、試合はボールを丁寧に動かし、相手DFラインの裏やサイドを突いていきます。特に右サイドバックに入った内田選手は的確なプレーでゲームを作っていました。頼りになるベテランが、健在ぶりをアピールしてくれています。

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後半には再びユース・渡邉選手と、ホージェル選手がドリブルからシュートをねじ込んで3得点。厳しい暑さもありましたが、選手たちは最後までボールを追っていました。

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そして、新発田市五十公野公園陸上競技場では、アルビレックス新潟レディースがプレナスなでしこリーグカップ2013の予選第9節を行いました。予選突破のためには勝利が絶対条件。今節の対戦相手は女王・INAC神戸レオネッサとなりましたが、勝ち点3を目指して、熱い戦いを繰り広げました。

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決勝トーナメント進出はグループリーグ2位までとなり、残り2節で2位との勝ち点差は6。文字通り必勝の一戦となり、女王を相手に勝利をあげなくてはなりませんでした。キックオフ時点での気温は33度。お互いにタフなゲームとなりましたが、最後まで集中して、勝利を目指しました。

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個の能力の高いINACが相手となりましたが、新潟の選手も一歩も引きませんでした。両チームとも狭いエリアの中でボールをつなごうとプレーしていましたが、展開は互角。両チームとも主導権は譲りません。

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チームとしては互角に戦えたとしても、一対一の部分はやはり警戒が必要です。なでしこジャパンでも中心としてプレーする川澄選手は、新潟から見た左サイドにポジションを取り、スピードを活かした突破を狙います。マッチアップするのは今シーズン新加入の高村選手。「緊張しました」と話していますが、素晴らしい対応を見せてくれました。

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スピードのある川澄選手に対し、まずは裏を取られないようにと位置取りに気を配ります。ドリブルで仕掛けられても慌てずに相手を見て、しっかりとタイミングを図っていました。試合を通して素晴らしい対応を見えてくれた高村選手。大きな自信となったのではないでしょうか。

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攻撃ではINACを相手に、再三にわたりチャンスを作りますが、最後の精度を欠いてしまいネットを揺らすことはできませんでした。守備の奮闘が光っただけに、攻撃陣もなんとしてもゴールを決めたかったのですが、試合は結局スコアレスドローに終わってしまいました。INACとの勝ち点差を埋めることはできず、これでグループリーグ敗退が決定となりました。

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これで予選突破の可能性はなくなってしまいましたが、カップ戦予選はあと1試合残っています。次戦は8月18日(日)のアウェイ・ベガルタ仙台レディースとの試合。リーグにつなげるためにも、内容と結果にこだわり、今後の戦いにつなげなくてはなりません。今日も暑い中、たくさんのご声援ありがとうございました。


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