【フォト日記】悔しい1

2013/10/6
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本日・10月6日(日)、新潟市陸上競技場ではアルビレックス新潟レディースがなでしこリーグ第13節を戦いました。対戦相手はベガルタ仙台レディース。勝ち点を少しでも重ね、10位、9位のチームとの差を離さなければなりません。

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新潟は山崎選手をワントップに配置しました。1.5列目には大石選手が入り、少しだけ変化が加わります。大石選手のポジショニング、キープ力の高さや、山崎選手の裏への飛び出しをより効果的に発揮できるよう、ポジショニングに手が加えられました。

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その山崎選手はチームの狙い通り、前半から積極的に鋭く裏へ抜けだしていきます。オフサイドとなるシーンもありましたが、相手のDFラインを下げ、中盤にスペースを生み出していきます。一発が通れば、というシーンも何度もありましたが、本人は「もっと工夫が必要。もう少し横の動きを入れたりできれば、チャンスも増えていたと思う」と反省を口にしていました。

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守ってはセンターバックの二人、北原選手、中村選手がしっかりとラインをコントロールし、ピンチを未然に防ぎます。ロングボールの多くなっていた仙台ですが、チャレンジ&カバーを徹底して、しっかりと対応していました。どんな場面でも慌てずに、落ち着いてプレーする二人の姿が印象的でした。

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先制したのは新潟。前半30分、佐伯選手がゴール前でファールを受け、フリーキックを得ます。これを上尾野辺選手が鮮やかに決めて1-0。「コースが空いていたので、思いっきり蹴った」とゴールシーンについて振り返った上尾野辺選手。コース、威力共に申し分ない、見事なシュートでした。お互いになかなかチャンスを作ることができていませんでしたが、セットプレーで大きな1点をあげます。

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試合が進んでも選手の集中力が切れることはなく、1点のリードを守り続けます。しかし、勝ち点3を手中に収めかけた、その時でした。後半のアディショナルタイムに上辻選手のロングシュートが決まってしまいます。本当に一瞬ですが、フリーの状況を作ってしまいました。上辻選手のキック精度の高さは誰も知っているだけに、隙を与えてしまったことに悔いが残ります。

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試合はゴールと同時に終了。勝ち点3がするりと逃げていきました。「やろうとしていることは形になってきているが、ちょっとしたミスで失点を重ねてしまっている」と試合後の能仲監督。なかなか勝ち切ることができず、苦しい試合が続いています。これからも引き続き課題に取り組んでいかなくてはなりません。

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とはいえ、上位チームの仙台に対しても互角以上の戦いを見せてくれた新潟。またトレーニングからしっかりと取り組み、さらに成長した姿を見せてくれることでしょう。次節は勝ち点で並ぶ浦和レッズレディースとのアウェイでの直接対決。負けられない一戦です。


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