【フォト日記】勝利で決めた

2013/11/3
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本日・11月3日(日)、新発田市五十公野公園陸上競技場でなでしこリーグ第17節が行われました。ホーム最終節となった今日の試合。曇り空の中、13時からキックオフとなりました。

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この試合、新潟は勝ち点1以上でなでしこリーグ残留が決まります。ですが、チームが目指すところは勝ち点3のみです。苦しいシーズンとなりましたが、ホームでの最後の試合を勝利で終わるため、全員でゴールを目指し戦いました。

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試合は開始直後に動きます。この日、先発していたティファニー選手に、上尾野辺選手から絶好のスルーパスが通ります。ものすごいスピードでボールに追いついたティファニー選手。切り返して相手DFをかわすと、シュートはGKに当たりながらもネットを揺らしました。開始直後の電光石火の一発。ジェフの選手のみならず、一瞬でスタンドを驚かせました。この後はティファニー選手にボールが渡るたびに拍手が起こり、サポーターの心をいかにつかんだのかがよく分かりました。

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早い時間帯での先制点により、アドバンテージをつかんだ新潟。ですが、ここから先はジェフの素早いプレッシャーにあい、なかなかボールを前に運ぶことができません。ほとんどを自陣でプレーし、我慢の時間が続きます。新潟はティファニー選手を軸にチャンスを伺い、裏へのパスを積極的に狙います。しかし、なかなかボールをつなぐことができません。

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フラストレーションが溜まってもおかしくない展開でしたが、新潟の選手は最後まで落ち着いていました。ボールがつながらなくても決して焦ることはなく、しっかりと試合を締めることに集中。全員で守り、攻撃の際は勢いよく選手達が飛び出していきました。シーズンを通して選手間の意識はより高いレベルで共有されています。

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最後まで集中を切らすことなく、このまま試合は1-0で終了。ホーム最終戦を見事、勝利で飾り、なでしこリーグ1部残留を決定しました。選手には喜びと同時に安堵の表情も見られました。

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そして、試合後にはホーム最終戦のセレモニーが行われ、メインスタンド前で選手、監督からサポーターにメッセージが伝えられました。能仲監督からは「今日も苦しいゲームだったのですが、皆さんの熱い応援と選手の頑張りで勝ち点3を取ることができました。ありがとうございます」と感謝の言葉がありました。さらに「苦しいゲームもありましたが、今日の試合で勢いをつけて、次の最終戦でしっかり勝って、皇后杯にもつなげていきたいと思います」と次節以降の意気込みも話されました。苦しいシーズンとはなりましたが、この経験を次に活かしていかなければなりません。

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キャプテンの上尾野辺選手からは「リーグはあと1試合残っていますが、今シーズンも多くの方に支えていただきました。本当にありがとうございました。苦しい時期が続きましたが、より一層、チームの一体感は高まったと思います。この悔しさを最終戦、皇后杯にぶつけて、頑張っていきたいと思います。引き続き熱い声援をお願いします」と挨拶がありました。残りの試合でより成長した姿を見せたいところです。

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最後は選手・スタッフがハイタッチでサポーターをお見送りしました。選手・スタッフは一人一人に感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました」と声をかけていました。今シーズンもサポーターの皆さんの熱い応援があったからこそ、苦しいシーズンを戦い抜くことができました。ご声援、ありがとうございました。その声援にはさらにこの先の試合で、しっかりと応えなくてはなりません。

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来週の11月10日(日)には伊賀フットボールクラブくノ一と最終戦が行われます。勝ち点を一つでも多く積み重ねるため、またしっかりとトレーニングに取り組んでいきます。また、12月からは第35回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会が始まります。決勝を目指し、チーム一丸となって戦いますので、ぜひこちらにも温かいご声援をよろしくお願いします。


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