前節のホーム最終節でジェフユナイテッド市原・千葉レディースに勝利し、なでしこリーグ残留を決めたレディースチーム。次戦がなでしこリーグ第18節、リーグ最終節となります。


今日も夕方の18時からトレーニングが開始となりました。日が暮れると気温もがくっと下がり、日中とは別世界のようです。11月に入り、これからさらに冬を実感することになるでしょう。


前節は選手全員が最後まで走り抜き、開始早々のティファニー選手の先制点を守り抜きました。回数は多くないのですが、これまでは一瞬、集中が切れるシーンが試合の中で数度見られ、その時に失点をしてしまっていました。それにより勝ち点を逃すこともあり、チームにとっての大きな課題となっていました。


試合を重ねるごとに攻撃の形などは作れていたのですが、結果を残すことができず、選手・スタッフにとっては苦しい時期が続いていました。しかし、スペランツァFC大阪高槻戦で9得点をあげて勝ち点3をつかみ取ると、失いかけていた自信がチームに戻りました。


今日はポジションごとに分かれてのメニューもあり、個人技術の確認も行われていました。前線の選手は感触を確かめながらシュート練習に取り組み、確実にネットにボールを流し込みます。決定機をいかに決めることができるか、これもシーズンを通しての課題となっています。


最終戦の相手は伊賀フットボールクラブくノ一。勝ち点27でリーグ5位につけています。新潟との勝ち点差は9となっており、格上のチームと言っていいでしょう。アウェイで成長した姿を見せることができるか。チームの強さが試されます。


試合は上野運動公園競技場で12時半キックオフとなります。皇后杯に弾みをつけるためにも、勝利で最終戦を締めくくりましょう。当日はトップチームの試合もありますが、ぜひレディースの結果にもご注目ください。