【フォト日記】明日は大分戦&アカデミーも!
2013/11/9
J1リーグ第31節・大分トリニータ戦を明日にひかえ、トップチームは本日午前に新潟を出発。飛行機を乗り継ぎ、昼に大分に到着しました。チームはさっそくトレーニングウエアに着替え、別府市で試合に備えて体を動かしました。新潟のここ数日の寒さとは打って変わり、大分はポカポカとした気候。トレーニングはトゥッコフィジカルコーチのもと、軽いランニングからスタートしましたが、たちまち選手の額には汗が浮かんでいました。いい汗をかき、長距離の移動で固まった体をほぐすには十分だったようです。
大分トリニータにはヤマザキナビスコカップ、天皇杯を含めてすでに今シーズン3回対戦をしていますが、まだ勝利を挙げることができていません。「苦手意識は決してない。冷静に、新潟らしいゲームをすれば勝利は引き寄せられる」と、川又選手も自分たちのサッカーを徹底し、今度こそ勝利を挙げることを誓っていました。
大分戦に勝利し、連勝を飾れればさらに勢いをもって11月23日のホーム・仙台戦に臨むことができます。J1昇格から10年目の記念すべき試合にいい形でつないでいくためにも、まず明日の大分戦は必ず取る。選手たちはいい緊張感とモチベーションを持ち、試合に臨みます。ぜひ、応援よろしくお願いします!
また、明日はアカデミーも大事な試合が待っています。クラブハウスのCピッチではアルビレックス新潟ユースの選手がトレーニングを行っていました。明日は2013Jユースカップ 第21回Jリーグユース選手権大会の決勝トーナメント2回戦です。対戦相手はFC東京U-18。東京ガス深川グランドで13時キックオフとなります。
予選リーグを苦しみながらも勝ち抜いたチームは、決勝トーナメント1回戦、FC KAGOSHIMA U-18を3-1で退け、2回戦に駒を進めています。上野監督は前回の試合を「(1回戦では)危ない場面もあって、今までだったら勝ちを逃していた試合でした」と振り返ります。続けて「その中でも選手は気持ちを強く持って、本当に粘り強く戦い、成長した姿を見せてくれました」と笑顔で話してくれました。
次の対戦相手であるFC東京U-18はBグループを全勝で突破した強敵です。ただ、対戦相手がどこであれ、チームのやるべきことは変わりません。「いつもやってきたことができれば、自ずと結果もついてくると思います。選手には思い切って、積極的に、何よりも元気よくプレーしてほしいですね」と上野監督らしい、温和な表情で意気込みを話していました。
ここまでキャプテンとしてチームを引っ張ってきたのは酒井高聖選手。明日の試合に向けて「相手は強豪ですが、やり方次第では自分たちのペースに持っていけると思います。集中してゲームに入ることが大事になります」とコメント。しっかりと試合のイメージができているようです。「今日のトレーニングも全員で集中してできていたし、いい準備ができました。まずはベスト4を目指して、明日の試合を全力で戦いたいです」。力強い口調には確かな自信、そして3年間の成長が感じられました。
「今年はクラブユースにも出場できず、本当に悔しい思いをしました。明日の試合に勝って、先輩たちの記録を抜きたいですね」(酒井選手)。悔しさを味わうたび、選手は成長していきました。一つ上には川口選手など、目標とするべき先輩がいましたが、その先輩たちの記録を抜き、自らの存在を示してほしいと思います。明日はトップ、レディース、ユースと多くの試合がありますが、ぜひ若い世代にも温かいご声援をいただければと思います。応援、よろしくお願いします。