【フォト日記】小学校訪問

2013/12/11
2013年4回目の学校訪問を12月11日(水)に行いました。これはアルビレックス新潟の地域活動の一環として、トップチームの19選手が、新潟市と長岡市の小学校5校(新潟市内 白根小学校、中野山小学校、新津第三小学校 長岡市内 栖吉小学校、富曽亀小学校)へ訪問しました。

富曽亀小学校
長岡市立富曽木小学校には、舞行龍ジェームズ選手、渡辺泰広選手、鈴木武蔵選手、川口尚紀選手が訪問しました。体育館では、5年生計127名の児童が選手をお出迎えしてくださいました。
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最初に選手からサッカーをはじめたきっかけやプロ選手になるまでどのような気持ちで取り組んできたのかを話させていただきました。舞行龍ジェームズ選手は、「お父さんがサッカーをしていて自分もはじめました。プロになるために日本に来たので、今こうしてプレーできているのはとても幸せです」。鈴木武蔵選手は、「6歳から日本に来て友だちとサッカーをするのが楽しかった。とにかくサッカーが好きで、そこから仲間とやる大切さなどを学びました」とコメント。長岡市出身の川口尚紀選手は、「小学2年生の時にはじめてアルビレックスの試合を見て感動しました。自分もここでプレーしたいと思い、それから誰よりも練習してきたつもりです」と子どもの頃の様子を話してくれました。
その後は、選手と児童が一緒になって体を動かし、短い時間でありましたが笑いの絶えない楽しい時間を過ごしました。
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体育館での運動後は、各クラスに分かれて給食を食べました。食べ終えた後に渡辺泰広選手は、「元気な皆さんと一緒に給食を食べて、自分も元気をもらいとても嬉しかったです」と子どもたちに挨拶しました。
短い時間でしたが、子どもたちと交流し、選手たちは大きなパワーをもらいました。


栖吉小学校
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長岡市の栖吉小学校には、酒井宣福選手と小塚和季選手がお伺いしました。学校では、6年生2クラス64人の子どもたちが迎えてくれました。

はじめは選手たちが子どもたちに「夢」について語る内容。「夢を叶えるために大切なことは?」と聞かれると、酒井選手は「熱中できることを見つけて、それにひたすら取り組むこと」、小塚選手は「自分なりの目標を立てて、それに向かって頑張り続けること」と話し、子どもたちは選手の話に聞き入っていました。

次にコーチとともに体育館で体を動かしました。子どもたちから呼び名をつけてもらった「のりっち」チームと「かずっち」チームに分かれて、簡単なゲームを行いました。はじめはかずっちチームが勝っていましたが、作戦を立てたのりっちチームが巻き返すという展開に大いに盛り上がりました。
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その後、いっしょに子どもたちといっしょに楽しく給食をいただきました。最後は、子どもたちが名残惜しそうに何度もハイタッチして選手を送り出していただき、元気な子どもたちと楽しい交流の時間を過ごすことができました。
栖吉小学校の皆さんありがとうございました!


新津第三小学校
秋葉区にある新津第三小学校には、濱田水輝選手、三門雄大選手、藤田征也選手、田中達也選手、成岡翔選手の5選手が訪問してきました。

109名の元気な6年生から大きな拍手で迎えていただいた選手達は、「夢を叶えるため」というテーマで子ども達にお話しました。
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濱田選手は、「一つ目は楽しむことと一生懸命やること。二つ目は、夢を口に出して、意識して行動すること」と話し、三門選手は「挑戦と感謝。夢を叶えるためには苦手なことや嫌なこともやらなければいけない。そして、周りの人達への感謝の気持ちを忘れないこと」と話し、子ども達は真剣な眼差しで選手達の言葉に耳を傾けていました。

その後、子ども達から多くの質問が寄せられました。「子どもの頃の将来の夢は?」という質問に対し、成岡選手は「食べることが大好きなので、グルメレポーターになりたかった」と話し、意外な一面を見せてくれました。また、「サッカー選手として幸せなことや楽しいことは?」という質問には、多くの選手が「試合に勝った時」「ビッグスワンで勝って喜べること」と話していましたが、田中達也選手は「毎日クラブハウスで仲間と過ごせるのが楽しかった」と話してくれました。アルビレックス新潟の団結力の秘訣として、「仲間を信頼し合っている」「困った時に助け合える関係がある」とも話してくれた田中達也選手。クラブハウスでの充実したトレーニングや仲間と過ごす時間が、チームの一体感を生み出す原動力だったのでしょう。

後半には、子ども達と一緒に身体を動かしました。体育館中に元気な声が響き、たくさんの笑顔があふれた楽しい時間を過ごしました。

お昼は、6年生の各クラスに選手達がお邪魔して、子ども達と一緒に給食をいただきました。新潟の郷土料理「のっぺ汁」が今日のメニュー。藤田選手は、子ども達の輪の中心になって、周囲には楽しそうな笑い声が飛び交っていました。
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選手達が学校から帰る時も、最後まで見送ってくれた元気で礼儀正しい子ども達。選手達はとても感激していました。新津第三小学校の子ども達、先生方、ありがとうございました!


中野山小学校
新潟市立中野山小学校には、大井健太郎選手、岡本英也選手、内田潤選手、東口順昭選手が訪問いたしました。会場となった体育館では6年生108名の子供たちが大きな拍手で選手たちを出迎えてくれました。
「今日は限られた時間ですが、たくさん楽しみましょう!」といった選手たちあいさつの後、子供たちにプロサッカー選手になる夢をかなえたことについて、それぞれ話してくれました。
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東口選手は「自分がプロ選手になって活躍している姿を想像して、そのために何をしたらいいのかを考えながらサッカーをしてきた」と語り、内田選手からは「みんなもこれから、友達や先生などたくさんの人たちと出会うと思います。そんな人たちのアドバイスを素直に受けとめて、いろんなことに挑戦してほしい」と話してくれました。
また、子供たちからも選手に「今年のベストプレーは?」などの質問があがりました。岡本選手は「新潟に来て決めたすべてのゴール」との答えに子供たちからは拍手が起こり、また、大井選手は「来シーズンのスタジアムでも披露するので、ぜひ応援に来てください」と答えていました。

その後、選手たちはドリブルゲームなどで子供たちと一緒に運動しましたが、その中でも大井選手は試合の時のようなリーダーシップを発揮。子供たちをまとめて、真剣な表情で、勝ちにこだわっていた姿が印象的でした。

運動後、選手たちは各教室に分かれて、子供たちと給食を食べながら交流しましたが、あるクラスでは、東口選手が先日のアウェイ横浜F・マリノス戦で中村俊輔選手のフリーキックをセーブした場面に、とても感動したという話題で盛り上がりました。
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ある子共は今日の選手たちとの交流を通して、「僕はプロ野球の選手を目指しているので、選手たちの話を聞いて、目標に向かってがんばり続けようと思いました」と感想を話してくれました。選手たちの言葉はきっと子供たちみんなの心に残ったことでしょう。中野山小学校の皆さん、選手たちを温かく迎えてくれてありがとうございました。


白根小学校
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白根小学校には、黒河貴矢選手、本間勲選手、小谷野顕冶選手、村上佑介選手の4選手が訪問いたしました。体育館では、6年生3クラス100名を超える生徒さん達が迎えてくれました。

選手の自己紹介が終わり、「小学生の時どんな生徒だったか」選手に話して頂きました。村上選手は、「毎日学校に早く行きサッカーのトレーニングをし、学校が終わると1時間かけてサッカーをしにクラブに通っていた」というお話しを聞きました。「夜帰ってくるとき怖いので電灯の明かりまでいつもダッシュしていました」というエピソードまで教えて頂きました。
子供たちからの質問で「ゴールキーパーをやっていて怖いんですがどうしたらいいでしょう?」という質問には黒河選手から「やっぱり怖かったです。だけど仲間の為に、身体でも顔でも頑張ってとめた」という事を教えてもらい質問した生徒も嬉しそうでした。

後半は、選手と一緒に運動です。手つなぎ鬼や手押し相撲などで選手とコミュニケーションをとりました。手押し相撲では、選手に挑戦する生徒も多く何人かは選手に勝って大変喜んでいました。

運動後は、各クラスに選手が分かれ給食を食べました。生徒も選手になれて来たのか、給食では選手は質問攻めにあっていました。
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給食終了後、選手から挨拶をしクラスにはサイン色紙が贈られました。

運動終了後、給食前の選手控室では、「昔給食〇〇でたよなぁ」とか昔を懐かしむ会話、手押し相撲で「強い小学生いたよ」「おれも負けた」「おれも・・・」という話をしていました。選手にもたいへん印象に残る学校訪問だったようです。白根小学校の皆さま、有難うございました!

今回訪問させていただいた小学校の皆さん、選手を温かく迎えていただき、本当にありがとうございました。
皆さんの元気のいい応援!最高でした。これからも、いろいろな夢に向かって頑張ってください!
ありがとうございました!


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