【フォト日記】皇后杯準決勝

2013/12/21
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本日・12月21日(土)、レディースが皇后杯準決勝を戦いました。NACK5スタジアムで11時キックオフとなった準決勝。難敵・岡山湯郷Belleを相手に、熱い戦いを振り広げました。

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以前のフォトダイアリーにも記載した通り、湯郷から勝ち星をあげたのは2008年の一度のみ。新潟にとってはどんな相手よりも高い壁となって立ちふさがります。しかし、その貴重な一勝をあげるなら、この舞台しかないでしょう。

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新潟のスターティングメンバーは準々決勝と変わらず。この日もキックオフから積極的にプレスをかけます。ルーズボールには素早い反応を見せ、中盤で激しい奪い合いが見られました。

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この日は新潟のボランチが攻守で躍動。周囲との連携も非常にスムーズで、数的優位のシーンが多く見られました。1対1でも対面の相手に競り勝ち、流れを新潟に傾けます。

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お互いにチャンスを作りながらも、0-0で前半を折り返します。湯郷も非常に高い集中力を見せ、最後の場面では体を張った守備でゴールを守ります。緊迫感のあるゲーム展開となりました。

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試合が動いたのは後半16分。後半に入り、湯郷がやや勢いを増してきたところでした。ペナルティエリアでボールを持った上尾野辺選手が、右足でシュートを放つと、美しい弧を描いてネットに吸い込まれました。上尾野辺選手は2試合連続のゴールとなり、勝負強さを見せます。

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その後は押し込まれる場面が続きますが、新潟はゴール前を固めて辛抱強くロングボールを跳ね返します。特に一谷選手の攻守は見事の一言。「いい準備をしていれば失点はしないと思っていた」との言葉通り、難しいボールに対しても慌てずに対応していました。

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試合はそのまま1-0で終了となり、新潟が2年ぶりの決勝進出を決めました。能仲監督は「狙い通りの展開ではありませんでしたが」と後半の戦いに対して前置いた上で、「選手は最後まで粘り強く戦ってくれました」とコメントしていました。厳しい戦いとなりましたが、新潟らしく戦うことができたからこそ、今日の勝利につながりました。

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決勝戦は12月23日(月・祝)、今日と同じNACK5スタジアム大宮で、2年前と同じINAC神戸レオネッサとの対戦です。タイトルを目指して、チーム一丸となって戦ってくれることでしょう。今日も大きな応援が選手の力になりました。決勝戦でもまた選手の後押しをよろしくお願いします。


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