【フォト日記】準優勝

2013/12/23
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第35回皇后杯・全日本女子サッカー選手権大会決勝。2年ぶりの決勝進出となったアルビレックス新潟レディースは、初の栄冠を目指し、なでしこリーグの覇者であり今季4冠目を目指すINAC神戸レオネッサと対戦しました。NACK5スタジアム大宮には、新潟サポーター約1000人が来場。ゴール裏をオレンジに染め、選手たちに熱い声援を送りました。

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試合は粘り強い守備から攻撃に転じる新潟がいいリズムでゲームを進めていきます。セットプレーなどからもチャンスを作り出していくと、前半終了間際の42分に相手ボールをカットしたティファニー選手がそのまま快足を飛ばしてゴール前まで持ち込み、最後はスライディングでプッシュしてゴール! 女王相手に先制点を奪います。

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後半もチャンスを作った新潟ですが、決めきれずにいると65分にセットプレーから決められて同点に。そのまま後半が終了し、決勝は延長戦にもつれます。すると延長前半立ち上がりの93分に自陣ゴール前に長いボールを入れられ、一度はGK一谷選手が抑えるものの、交錯してこぼれ球になるとチ・ソヨン選手にプッシュされて失点。逆転を許してしまいます。

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会場の多くが「これまでか」と思った展開でしたが、新潟の選手たちはあきらめていませんでした。驚異の運動量でINACの攻撃を防ぎ続けると、延長後半の111分に奪ったボールを左サイドのスペースに。平井咲奈選手がスライディングで横に流すと、再びティファニー選手が相手をかわしてゴール!! 劇的な同点ゴールで、勝負はPK戦となります。

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PK戦は一谷選手もひとりをストップするものの、最後は突き放されて3-4で敗戦。しかし、感動的な戦いに、会場の多くは新潟の選手たちに惜しみない拍手を送っていました。誇るべき準優勝。選手たちは胸を張って新潟に帰ります。熱いご声援、本当にありがとうございました!


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