【フォト日記】サーキットトレーニング
2014/1/28

沼津は今日も雲ひとつない青空でしたが、風は冷たい一日。本日もトップチームは愛鷹広域公園で二部練習を行いました。午前の練習に備えて早くピッチに移動したトゥッコフィジカルコーチは、ステップやゴムチューブ、コーンなどを次々と設置。今日は今シーズン初めてとなるサーキットトレーニングが行われました。

「これからがサッカーのフィジカルを鍛えていくトレーニング。そのためのいいメニューを用意しているから」と選手たちに語りかけたトゥッコフィジカルコーチ。「今日は心肺機能じゃなく、ここだよ」と、足を叩き、「サーキットは1回で15秒。その15秒ですべてを出し切ってくれ!」と檄を飛ばしていました。

全部で11種類作られたメニューは、ゴムチューブを引っ張り続けたり、ラダーを両足で高く跳び続けるなど、15秒とはいえ、いずれも非常にキツいメニュー。選手たちもすぐに顔が真っ赤になり、苦悶の表情が浮かびますが、コーチングスタッフからは、「まだまだ! もっと高くいけるだろう!」と声が飛びます。

トゥッコフィジカルコーチは、「まだどこかに力を残していないか? それを出してくれ!」と選手たちに叱咤を続けていました。「これが最後の時間帯、相手が落ちてくるときに新潟が闘える力になるんだ!」と言われると、大野選手や舞行龍選手から、「さぁ行こうぜ!」と応える声。最後までひとりも脱落することなく、全選手が設定されたメニューを行っていました。

午後は再びボールを使用してのトレーニング。今日は初めてGKを加えて、3vs3からシュートまでのメニューなども行いましたが、柳下監督は攻撃、守備とも昨年まで選手たちに求めていたことを思い返させるように、ポジショニングなどについて言及していました。ちなみにトレーニングではありますが初ゴールは川又選手、続いてゴールしたのは達也選手でした。

選手たちはいずれも「今日は足がヤバいです!」と練習後に悲鳴を上げていました。柳下監督も「今が一番しんどいだろうと思う」としながらも、「トゥッコは慎重にやっていると思う」。選手たちの状態を見ながら、ケガをしない手前で練習のメニューや量を調整している頼れるフィジコの手腕に信頼を寄せていました。厳しいメニューが続きますが、選手たちは常に見守られています。その環境下で選手たちは明日、沼津キャンプ最後の2部練習に臨みます。