【フォト日記】密度の濃い紅白戦

2014/2/6
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ここまで青空が続いていた高知・春野ですが今日は朝から厚い雲がたれこめました。雪予報も発表されるなど、気温も下がった2月6日。ただ、強い寒波が訪れているという新潟(選手・スタッフも天候を気にしています)に比べればトレーニングをするには十分。午前、午後の2部練習を行っています。

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川又選手は「朝、パッと目が覚めたんだけど、体を動かすまでに15分かかった…」とのこと。トレーニングで体をしっかりと追い込めている証でしょう。それでも、練習の開始を告げるホイッスルが「ピッ」と鳴らされると、選手たちの表情は引き締まります。

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午前はボールを使ってのフィジカルトレーニング。ハートレート(心拍計)を着用し、選手たちはピッチに出ました。設定した高低2段階の値を目指して心拍を高め、また落としていくおなじみのもの。ただしこれまではランニングだったものが、狭いエリアでボールを奪い合う、よりサッカー的なものに変わっていました。

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ホイッスルが鳴ると、即座に選手たちは集まってボールを激しく奪い合い。「立っていない! 動く動く!」と柳下監督からも声が飛びます。全力でボールを奪い合って心拍を高めると、再び低い値に心拍を落とすランニング。これを連続して繰り返しました。

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午後は今年初となるフルコートでの紅白戦。沼津キャンプでのHondaFC戦は行っていますが、チーム内の競争である紅白戦は、気持ちが前面に出て非常に白熱したものとなりました。

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柳下監督はゲームの途中で「ちょっと待ってくれ!」と笛を吹くと、場面での攻守のポジショニングについて細かく修正。「今日はポジショニングを覚えてもらうためのもの」と、その目的を明確にしていました。

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内容は武蔵選手がスピードを生かして2ゴールを奪うなどしましたが、「選手はみんなフィジカル的にキツい。アタッカーの方が自分の考えで動けるが、守備は身体がついていかないから」と、柳下監督は得失点に関しては意に介さず。「それよりもとにかく今日は攻守ともにポジショニング」と強調していました。

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新しく新潟に加わった選手たちもそれぞれに持ち味を発揮し、非常に内容が濃かった紅白戦。明日は午前練習のみで、今季2回目のトレーニングゲーム(8日vs高知大)に備えることになります。

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