【フォト日記】トレーニングゲーム2連戦

2014/2/12
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高知・春野競技場は昨日に続き青空。今日は気温も上昇し、爽やかな天候の中でトレーニングゲームを行いました。試合は2試合。ファジアーノ岡山ネクストと、関西学院大学との対戦となります。

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ファジアーノ岡山ネクスト戦は前回の高知大戦とは異なるメンバー構成。「見るべきポイントはすべて」と柳下監督は話しましたが、初顔合わせとなるチームに、対応力が問われるゲームとなりました。試合は前線からのプレッシングで相手を苦しめ、ボールを奪っていく展開となります。

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チャンスを作りながらゴールを逃していましたが、相手DFラインの裏を狙ったホージェル選手の動き出しに絶妙のパス。ホージェル選手が右サイドをドリブルで突進して中にクロスを入れると、ニアサイドに走り込んできた川又選手がダイレクトで決めて先制します。「ホージェルの顔が上がった瞬間に動き出せた。納得しています」と川又選手も手応えを感じるゴールでした。

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26分には前線からのプレスでボールを高い位置で奪うと、再びホージェル選手がドリブル突破。右足で放ったシュートは相手GKがセーブするものの、こぼれ球に岡本選手が詰めて難なくゴール。2得点とも新潟の武器のひとつであるタテへの速さを生かしています。

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後半はカウンターから失点を喫し、1分後にアトム選手がホージェル選手からのラストパスをプッシュしてゴール。しかし終盤になるにつれ、今季初の90分プレーする選手たちの表情には疲労の色も見えました。結果は3対2で新潟が勝利を収めています。

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続いて行われた関西学院大との試合は、相手の若さを前面に出した走力を生かすサッカーを受け止めるような展開に。新潟は武蔵選手と達也選手が2トップを組み、DFラインの裏に動き出しを見せますが、チャンスは作るものの厚みのある攻撃をなかなか仕掛けられず、得点を奪えません。

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それでも23分、角度のないところでFKを得ると加藤選手が左足を一閃。相手GKが触ることができず、先制点を奪います。加藤選手は前日のFK練習でも鋭いボールを蹴り込んでいましたが、今後に向けてアピールとなったのではないでしょうか。

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しかし、その後は関西学院大の勢いに押されます。後半はメンバーも変わりましたが、ミスからボールを失う展開が続きました。後半12分、29分に失点を喫し、1-2の敗戦。トレーニングゲームとはいえ、課題の残る内容となりました。

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試合を終えた柳下監督は「90分やれたのは良かった。あとはできる選手、できない選手という差が出た」とやや厳しいコメント。

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「運動量の部分は苦しい山を越えていけば軽くなるのでそこはあまり気にしていない。ただ、いつも言うが楽なゲームはない」と強調。「苦しくてもちゃんと走れるかどうか」としていました。個々で感じた課題を見つめ直し、また明日からのトレーニングに向かいます。

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