【フォト日記】逆転勝ち!
2014/5/4

プレナスなでしこリーグはアジアカップのための中断前最後のゲームとなる第6節が開催されました。アルビレックス新潟レディースはアウェイでASエルフェン埼玉と鴻巣市立陸上競技場で対戦。埼玉県は昨日のJ1リーグ・大宮戦以上に暑い一日となりました。

この日、能仲監督は「相手の特徴とトレーニングでコンディションが上がっていることも考え」、先発メンバーを変更して臨みます。4-5-1の布陣で、中盤では山田頌子選手と阪口萌乃選手が先発。ともに高いテクニックを誇る2人が入り、勝ち点3の獲得を狙います。

しかし試合はボールをなかなかボールを前に運べない苦しい展開。前半15分には一瞬のスキを突かれて先制を許し、それが焦りを生みなかなか本来の新潟らしいゲームができません」

「強い気持ちを持って後半45分を戦おう」と確認をして臨んだ後半。新潟レディースは前線から猛烈なプレッシングをかけ、次々にボールを奪っていきます。その勢いのまま速い攻撃で埼玉ゴールに迫ると、59分には山崎選手がコースをよく見たシュートを決めて同点に追いつきます。

その後も勢いは止まらず。63分には上尾野辺選手がFKを直接流し込むと、65分にはこの日先発した阪口選手がペナルティエリア外でターンから思い切りのいいミドルシュートを決め、あっという間に3-1と突き放して見せます。

最後は山崎選手が再び決めて4-1の逆転勝利。後半の戦いは見事なものでした。新潟レディースは中断前最後のゲームを勝利で飾りました。なでしこリーグは中断期間に入りますが、チームはさらなるレベルアップをめざし、トレーニングに励んでいきます。