【フォト日記】重さを越えて

2014/6/19
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富山・魚津キャンプを前にした新潟でのトレーニングも気付けばあと2日。本日は2部練習となりましたが、午前は外に出ることなく、屋内でのウェイトトレーニングとなりました。トゥッコフィジカルコーチの「せーの!」という声と、ウェイトを上げる合図の「ピッ!」という笛がクラブハウス内には鳴り響いていました。

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「昨日までの疲労も溜まっているだろうし、午前は重いウェイトをやっていた。体は重かったと思う」と、午後練習後に語っていた柳下監督。午後のトレーニングでは、ウオーミングアップ時にも「トレーニングを始める前に体の重さがないようにしっかり動こう!」とコーチ陣から声が飛んでいました。

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本日のメニューはユースの選手も加え、選手を3グループに分けてポゼッションから。ボールタッチ数を制限した中で、ミスなくボールをつないでいくこと、また守備はグループで取りに行くことをポイントに挙げていました。

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続いて行われた8vs8はGKも加わり、常にゴールの局面を意識したトレーニング。1対1での攻防も多く、責任を持ってマークに対応するように求めあう声も飛びかっていました。

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「いつも言うが、声を上げて指摘することは、言った選手自身にも責任が生まれる」と、要求し合うことを柳下監督は奨励。「やってはいけないことをやったら、選手たちから声が出てきている。こっちが言わなくても済んでいる」と、選手たちの意識が高まっていることも指摘していました。

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監督の指摘はアカデミーにもおよび、「練習参加したU-18の選手たちが、U-18でもやれれば、全体がそういう意識になる。トップチームでも代表でも、強い国はユース年代から大人のサッカーをやっている」と話しました。

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「新潟もそれがやれたらすごく楽」。育成型クラブを目指す新潟では、アカデミーの選手たちも同じアルビレッジでトレーニングを行い、日常的にトップチームに練習参加することも多くあります。トップチームの雰囲気や姿勢が、クラブ全体に浸透すれば、クラブの厚みはさらに増すことになります。


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