【フォト日記】新潟最終日
2014/6/20

富山・魚津でのミニキャンプ前にフィジカルを段階的に上げてきた新潟でのトレーニングも今日が最終日。時おり粒の大きな雨が降る中ではありましたが、選手たちは約1時間半のトレーニングを無事に終了しました。

新潟での最後のトレーニングは紅白戦。約60分ゲームが行われましたが、選手たちはトレーニング再開から8日間、厳しいメニューを消化し疲労を残している中でも、新潟らしく近い距離感を保とうと運動量を発揮していました。

柳下監督がプレーを止めて話していたのは、「ボランチの2人のCBのポジション。さっきからやられているが、攻撃がいいわけじゃない。基本なことを忘れないように」ということ。この指摘があってからは、守備も締まり、両チームともシュートを撃つ場面は多くありませんでした。

ただ、柳下監督は「たしかにシュートは少なかったけれど、ゲームはまぁまぁ良かったんじゃないか」と内容を評価。疲労を残している中でも、選手がDFラインの裏を狙うようなプレーを何度かしていたことに手応えを感じていました。

「あまり言うと、新潟の選手たちはまじめだからやろうとしてしまう。それでケガをしてしまってもいけない」と、ギリギリを見極めてのトレーニングだったことを言及。ケガ人を出さずにメニューを無事に終えたことに手応えを感じていました。

紅白戦は終了間際に右からのクロスを岡本選手がヘディングで決めてゴール。距離感を保った状態では、両チームとも小気味よくボールを回していました。チーム全体の質をさらに向上させるために、富山キャンプではさらに負荷をかけていきます。