ここまで非常にハードなトレーニングを連日続けてきた富山・魚津キャンプ。今日は午前の練習を行わず、14時半からの午後練習一本となりました。選手たちは早朝の日本代表戦をＴＶ観戦し、ゆっくりと午前を回復に充てたようです。


その日本代表戦は、コロンビア代表に敗れ、残念ながら決勝トーナメント進出を果たすことはできませんでした。柳下監督は「残念ですね」という報道陣からの質問に頷いていました。


太陽が照りつける中で行われたトレーニングはボールを使ったメニュー。ゲーム形式で、徐々にメンバーを増やしながら行いましたが、柳下監督からは変わらず距離感を意識することが求められました。


あえてトレーニング中にはその狙いとすることは明らかにしかなった監督は、「どんなにトレーニングをしても、ゲームの状況で（言われることなく）判断をしないと理解はできない」と指摘。自ら感じて、体の奥底に浸みさせていこうとしています。


最後は限定されたエリアで13対13という大人数でのゲーム形式。必然的に密集した状態が多くなりましたが、空けた裏へのスペースを狙うプレーも出て、収穫が感じられるトレーニングとなりました。


サイドからの速いクロスに、味方を信じて体ごと飛び込んだ川又選手のゴール、プレッシャーが甘いとみるや狙い澄まして強烈なミドルを叩き込んだ岡本選手のゴール。特徴が存分に出た得点の形も生まれています。


気付けば魚津キャンプも折り返し。ここまで量、質とも手応えのあるキャンプを過ごしてきました。残りのひとつひとつのトレーニングも大事にして、さらなる向上を目指していきます。