【フォト日記】得点力アップへ
2014/6/27

魚津キャンプも残すは明日のトレーニングゲーム・北陸大学戦を残すのみ。ハードなトレーニングで心配されたケガ人もなく、充実したキャンプを過ごすことができています。6日目となった今日も、午前、午後の二部練習が行われました。

午前のトレーニングは約1時間弱と短くまとめられました。DFラインに人形を置き、裏に抜ける動き出しと、受け手の動きに応じてパスを送るメニューでは、「(パスのタイミングが)早い、早い」「パワーを持って入っていってくれ」と細かな部分までこだわっていました。

魚津キャンプでは夏場から12月まで長いシーズンを戦うフィジカルをもう一度整えることがひとつのテーマとなっていましたが、もうひとつのテーマとなったのが、前半チャンスを多く作りだしながら、なかなか得点を決められなかった得点力のアップでした。

ボールを使ったトレーニングでは、ボールサイドに寄せることで生み出されるスペースに出ていくことが強調され、着実に選手たちの体には浸透してきています。加えて今日のトレーニングで柳下監督が切り出したのは「柔軟性を持ってやってくれ」ということ。

サイドでのワンツーからクロスを入れてのシュート練習でも、「サイドで持ったらまず一番いいところ、ゴール前を見てくれ」と指摘。いい状態であれば、ルール通りにサイドにつなぐのではなく、アイデアと勇気を持って別の仕掛けをすることも奨励していました。

試合では同じ場面はあり得ません。状況に応じて自分の判断でいい選択ができるように。明日のトレーニングゲーム・北陸大学戦は、ハードなトレーニングの総決算。疲れはあると思いますが、その中でもいい判断をして、内容のあるゲームを目指します。
