【フォト日記】いま、何をしなければいけないか
2014/7/2

練習後、クラブハウスに引き揚げる大井選手が「やっと暑くなってきたね。こうでなくちゃ」と話していましたが、聖籠クラブハウスは夏の到来を感じさせる暑さ。トップチームは午前9時半からトレーニングを開始しました。

色鮮やかなナイトロチャージウエアを身にまとった選手たちはウオーミングアップ。3人、4人で三角形やダイヤモンドを作りながらパス交換をしていきます。

「オランダのように、クサビからグッと行ってくれ!」。ワールドカップで同じオレンジのユニフォームを着用している強国の名前を挙げながら、イメージさせていくトゥッコフィジカルコーチ。クサビに入る、またパスを入れるイメージを高めていきます。

続いては攻撃側と守備側に分かれてシュート練習やゴール前の対応など。クロスの対応を磨いた守備側では、「足を止めないでくれ!」と栗原コーチからも鋭い声が飛んでいました。一方、クロスからのシュート練習では鋭いシュートがこの日も決まり、引き続き好調さをアピールしていました。

サイドにフリーマンを置いての6対6などでは、クロスからのゴールは2点というルールを設けましたが、上手くこのルールを生かし切ることができませんでした。「賢くプレーしないと。考えながらプレーすることができれば、負けている時だけじゃなく、1-0で勝っている時でもどういうサッカーをしなければいけないか、考えるようになる」とは柳下監督。

「今、何をしなければいけないか。ただ一生懸命やるのではなくて、考えながらサッカーをしないといけない」。後半戦、勝ち点を重ねていくために必要な賢さが求められています。

プレシーズンマッチ・仙台戦が5日に行われますが、明日も練習は9時半から「明日もお同じトレーニングをしようと思っている」。まだ対戦相手に頭をめぐらせるのではなく、自分たちのサッカーを磨きあげることに力を注いでいきます。