【フォト日記】前への意識
2014/9/9

先週は新たな試みを行うなど、普段とは一味違ったトレーニングにも取り組んでいたトップチーム。今週からは再び目の前のリーグ戦に焦点を合わせ、準備を進めていきます。

オフ明け初日となった今日は二部練習となりました。午前のトレーニングでは、フィールドプレーヤーを3つのグループに分け、フリータッチでの6vs6が行われました。ここでは後方へのパスが禁止され、「ボールを前に運ぶこと」が意識されていました。制約の中でも攻撃をスムーズに進めるため、ピッチでは「前に!前に!」という指示が頻繁に飛び交っていました。

前線の選手だけでなく、ディフェンスの選手も積極的に攻撃参加していました。スピーディーかつ厚みのある攻撃をするためには、全員が攻撃の意識を持っていなければなりません。このトレーニングでは、後ろの選手が前のスペースにボールを運ぶシーンが何度も見られました。

決定的な場面では、柳下監督が「仕留める!」と檄を飛ばしていました。大切なのは、作り出したチャンスを確実に得点につなげること。トレーニングの段階から、フィニッシュの精度にこだわっていきます。

午後のトレーニングでは9vs9などが行われましたが、コンセプトは変わりません。近くに寄ってボール保持者を助けたり、裏のスペースを狙ったりと、前の選手が能動的に動いて攻撃の形を作っていきます。

成岡選手は今日のトレーニングについて、「出し手がいつでもボールを出せる状態にしておかなければならないので、何回も動いた」と語っていました。体力的にはかなり消耗した様子でしたが、このようなハードな状況を経験しておくことで実際の試合にもスムーズに対応できるはずです。

明日10日(水)のトレーニングは時間が変更となり、14時から開始となります。見学にいらっしゃる予定の方はお間違えのないよう、よろしくお願いいたしします。