【フォト日記】チーム内競争
2014/11/19

今日は14時からのトレーニングとなったトップチーム。ピッチには、昨日まで日本代表メンバーに招集されていた松原選手の姿もありました。招集されたものの出場機会がなく、悔しさを感じている様子でしたが、気持ちや球際の部分など学んできたものも大きかったようです。すぐFC東京戦が迫っていますが、「FC東京は前線に得点力のある選手がそろっている。(マッチアップする可能性が高い)太田には簡単にクロスを上げさせないようにしていきたい」と話しており、すでに気持ちはリーグ戦に向けて切り替わっています。

同じポジションの川口選手も、リーグ戦へ闘志を燃やしています。練習後は「(松原選手は)代表で刺激を受けてきたはず。負けたくないという気持ちは強いし、自分が出られるようにしっかりとトレーニングしていく」と話していました。松原選手の合流によって、チーム内の競争意識はさらに高まっています。

FW陣もポジション争いは激しさを増す一方です。柳下監督は「お互い負けたくないという気持ちが見られるのはいい傾向」と話していましたが、今日のトレーニングでもそれぞれの選手が自分の特徴を出しながら試合に向けてアピールしていました。鈴木選手も、武器であるスピードを生かして最終ラインの選手を脅かすシーンが何度も見られました。対応する側は常にスペースを警戒しなければならないため、相手にとってはとても嫌な存在でしょう。

「同じポジションの選手は仲間であり、ライバルでもある。まずはチームでの競争に勝つことが大事」と話していた田中達也選手。普段は仲良く話していても、ピッチ上は真剣勝負の舞台です。「しっかり動いて、ゴールに絡むようなプレーをしていく」と話していましたが、ゲーム形式のトレーニングではゴールを狙うことはもちろん、ボールを失ったときはスライディングで奪いにいくなど、守備でも気持ちをこもったプレーを見せていました。

ここ最近は悪天候が続き、練習が終わるとすぐにクラブハウスに引き上げていた選手たちですが、今日は久々にピッチでクールダウンを行っていました。ストレッチをしながらポジショニングやお互いのプレーについて話し合うひと時も、チームの一体感を高めていく上で大切な時間となります。明日の非公開のトレーニングでも、引き続きチーム一丸となって準備を進めていきます。