【フォト日記】皇后杯準々決勝vs日テレ
2014/12/21

今日12月21日は皇后杯準々決勝が行われ、アルビレックス新潟レディースはユアテックスタジアム仙台で日テレ・ベレーザ戦に臨みました。気温は低かったものの晴天に恵まれ、すばらしい環境の下で試合は行われました。

今日の一戦のために、チームはこの一週間で最善を尽くしてきました。あとは自分たちのピッチで出し切るのみです。仙台まで応援に駆けつけてくれたサポーターの皆様に応えるためにも、必勝を期して強豪日テレに挑みます。

試合は開始早々から日テレが攻勢を掛け、何度もゴール前に迫られチャンスを作られてしまいます。センターバックの北原選手を中心にチーム全体が体を張り、相手の攻撃を防いでいきましたが、21分に右サイドからのクロスを田中選手に頭で合わされ、日テレに先制を許してしまいます。

苦しい展開になりましたが、ここで下を向くわけにはいきません。新潟のゴール裏からも「アルビレックス」の大声援が沸き起こり、これから同点、逆転を目指して戦う選手たちを鼓舞します。すると失点直後のキックオフの流れから高橋選手が惜しいシュートを放ったり、大石選手のポストプレーからサイドへと展開しゴール前に迫ったりと、新潟は反撃を仕掛けていきます。前半アディショナルタイムにはコーナーキックで立て続けにゴールを狙っていきましたが、得点を奪えずスコアは0-1のまま前半を終えました。

後半逆転を狙っていきたい新潟でしたが、50分と55分にゴールを奪われリードを3点に広げられてしまいます。ゴールが欲しい新潟はティファニー選手と山崎選手を投入し、相手を攻略しようと試みたものの、得点を奪うことはできず0-3で敗れました。試合後に見せた選手たちの涙からは、今回の試合への思いの強さがひしひしと伝わってきました。

残念ながら皇后杯は準々決勝敗退という結果に終わりましたが、チームはシーズンを通して大きく成長しました。リーグ戦を過去最高の3位で終え、今日の試合でも気持ちを落とさず攻めていく姿勢を見せた選手たち。今シーズン積み上げてきたものと今日味わった悔しさは、必ず来年に活きてくるはずです。

今日でアルビレックス新潟レディースの2014シーズンのすべての戦いが終わりました。今シーズン、レディースチームに温かい声援を送っていただきありがとうございました。2015年も変わらぬご声援をよろしくお願いします。