【フォト日記】強度も高く
2015/2/4

今日2月4日の高知キャンプは午前練習のみ。9時半からの練習に向けて、選手たちは9時に宿泊ホテルから出発しますが、監督・スタッフは8時前には一足先に移動。競技場のゴールを移動するなどしていました。ただしゴールにはゴムチューブが取り付けられ、その前にはバーやマーカーが設置されます。今日も選手たちに課されたのはサーキットトレーニングでした。

冒頭、選手たちを前に柳下監督は、「今日は自分との闘い。ひとりひとりがどれだけできるか」と選手たちにメッセージ。トゥッコフィジカルコーチも「時間は短いけれど、強度の高いメニューが12種目ある」と話し、一回20秒の設定時間の中で全力を尽くすことを求めました。

前回のサーキットトレーニングは「筋持久力を意識したものだったが、今回はパワー系が入ってきている」と、メニューの意図を柳下監督は説明しました。その意図のためか、種目の中にはゴムチューブを採用したものが多く、「緩めたりしない。常にゴムに引っ張られている状態を意識して」というコーチングがされていました。

ゴムチューブを引っ張っているのはフィールドプレーヤーだけではありません。今日はGKも、ゴールの両端にゴムチューブを取り付け、それを体にセットして、引っ張られた状態でのシュートストップやハイボールの処理などを課されていました。

こちらもシュートストップなどが終わると、脇にも設置されたゴムチューブにセットし直し、片足ジャンプやサイドステップなどを繰り返します。選手たちの顔は真っ赤になり、「ピッ!」と笛が吹かれると思わずよろける選手も出てくるほどでした。

練習後、選手たちに「午後はなし。しっかり休んで」と声をかけた柳下監督は、「しっかりいいトレーニングができたと思う」と満足感を示していました。「自分の弱いところの種目は上手くできてはいないが、それをこなさないといけない。できなかったら、やろうとしないと」と、取り組み続けることで克服する姿勢を奨励していました。

選手たちに午後の予定を聞くと、「寝ます! その一択です」とキッパリ。食事と睡眠を十分とり、再び明日の練習への準備を整えます。
