【フォト日記】体を作る
2015/2/8

アイゴッソ高知との練習試合から一夜明けました。選手たちが確認するホワイトボードには、さっそく「アイゴッソ高知戦のDVDはリラックスルームにあります」との文字がありました。映像でも見直し、選手たちは自身、チームのプレーの確認をしていきます。

そして今日は午後のトレーニングが免除され、午前は屋内でのウェイトトレーニングとなりました。選手たちは冒頭、トラックに姿を現して思い思いにストレッチをし、ウェイトトレーニングに備えます。

新潟では、ウェイトトレーニングの時は10数種類のメニューが課されますが、毎回数種類を入れ替えていきます。今日もバーベルの前にはステップ台が置かれた新メニューが登場していました。

バーベルを担いで前、ナナメの位置に一歩踏み込むメニューはこれまでもありましたが、ステップに一段踏み上るのは負荷もまた変わってきます。「なるべく遠くからステップに踏み上がる、また元の位置に戻る」という指示に、選手たちの表情は思わずゆがんでいました。

「今日も重かった」と練習後に選手たちはつぶやいていましたが、柳下監督は「人によってはギリギリだと思うが、余裕がある中でやっていても成長にならない」と、あえての厳しいメニューであることを話していました。

「バレーのように攻守がハッキリしているスポーツではない。サッカーの中では起こり得る、必要なこと」と指摘したのは体のコンタクト。相手に競り負けない、頑強なフィジカルのために、その後のトレーニングでも、味方同士で押し合うような工夫が凝らされていました。

もちろんいいフィジカルを作るのはトレーニングだけではなく、いい食事や睡眠など、オフザピッチでの生活も重要。食事では、サラダや肉などのほか、お昼であればうどんや蕎麦など、選手たちが飽きない美味しい料理を用意していただいています。今日は温かいうどん・蕎麦に多くの選手たちが列を作っていました。いい体作りのために、24時間すべてが費やされています。
