【フォト日記】高知最後の二部練習

2015/2/9
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高知キャンプもいよいよ大詰め。今日は最後となる二部練習が行われました。高知は青空が出ていたものの肌寒い天候。選手たちは9時半に春野総合運動公園陸上競技場でトレーニングを開始しました。

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午前中のトレーニングはボールを使ったもののフィジカル要素の強いものとなりました。ウォーミングアップの後に行われたのはピッチの半面ほどを使用した1vs1。ゴールを立てて、まずは攻撃、続いて守備を一人一人が担当します。

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「こだわれよ!」という声も上がるほど緊張感の高い練習となりましたが、その意図を練習後に柳下監督は「前に向かうだけではなく、後ろにも走るから。たぶん今年の公式戦も同じ状況になる。繰り返し走れるように」と、先日も話していた“後ろへのスプリント”を養うトレーニングであることも明かしていました。

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今日の練習からはU-22韓国代表のためにチームから離れていたソン・ジュフン選手も合流。これで高知の地に、アルビレックス新潟の全選手・スタッフが集合することになりました。ジュフン選手は、「あと2日しかないが、体を作ってがんばっていきたい」と意欲を燃やしていました。

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午後のトレーニングでは再び球技場で5vs5などを行います。バックパスを制限して前へ向かわせる意図がありましたが、柳下監督は練習途中から少しずつテンポをコントロールできるようになっていたことを評価していました。

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「中、中で突破できれば一番いいが、何度かトライをしてダメなら開かせることも必要。こちらから言わなくても10分、15分過ぎからゆっくりやれるところはやれるようになっている」と柳下監督。

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疲労を抱えた中ではありますが、その状況は連戦が続くシーズン中でも起こり得ること。自らテンポを変えてゲームをコントロールできるようになれば、さらに新潟の戦いは賢く、厚みを増します。現状で何をなすべきか、厳しい練習を通して、自然に選手たちの判断力が養われているようです。

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