【フォト日記】練習試合vs静岡産業大学

2015/2/18
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静岡・清水キャンプも4日目に入りました。今日は清水では初めてとなる対外試合・静岡産業大学との練習試合。試合は11時キックオフで、30分ゲームを4本行われました。

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「基本的には60分に出場してもらう」と事前に柳下監督が話していた通り、多くの選手が60分プレー。1本目にはFWが武蔵選手と山崎選手、中盤は山本選手、レオ シルバ選手、成岡選手、U-18の斎藤選手といった構成でした。

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ゲームは序盤からボールを持つものの、連携した崩しがなかなか見られず得点機を作ることができません。停滞した時間が続き、ベンチの柳下監督からは「もう20分(過ぎている)」との声が飛びました。

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2本目は左サイドの山本選手とコルテース選手が絡んでクロスを上げる場面などが出てきたものの、逆にカウンターから失点を喫して0-1で終了。「いいプレーも出ている。左サイドのコンビネーションもあったが、分かっていないとチームとしてリズムを作ることができない」と、柳下監督はチームの狙いを共通理解として持つことを、選手たちに強く求めていました。

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ゲームが始まる前にはそれを伝えたという3、4本目。選手たちはその狙いをシンプルに表現していきます。まずは4分、ラファエル選手が前を向いてドリブルで相手をひきつけると達也選手にパス。達也選手が絶妙なスルーパスで、この日MFに起用された川口選手に通すと、川口選手は冷静にGKもかわしてゴール。得点ラッシュの口火を切ります。

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18分には松原選手のピンポイントのクロスをラファエル選手がGKの鼻先で触って追加点。続いて平松選手放ったシュートがポストに当たったところを小林選手がプッシュ。25分には左サイドで起点を作り、加藤選手が中央から相手の裏にパスを送ると達也選手が決めて一気に突き放します。

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そして26分は素晴らしい形。相手GKがCBにボールを預けた瞬間からラファエル選手、達也選手らが一気のプレッシングで追い込んでいくと、前に送られたボールを前野選手が反応鋭くインターセプト。そのまま達也選手を経由してラファエル選手が流し込みます。今季のテーマのひとつであるより高い位置からのボール奪取と攻撃につなげることを、表現した形が生まれました。

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4本目。達也選手に代わり指宿選手が投入されると、FW陣のアピールに指宿選手も加わります。川口選手と左右のポジションを入れ替えた平松選手が右サイドを突進して折り返したボールを決めると、集められるボールをペナルティエリア内で受けては正確なシュートで流し込み続け、6得点を挙げてみせました。

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途中からは温暖な静岡では本当に珍しい“あられ”が叩きつけるコンディションとなりましたが、選手たちは集中を切らせることなく、ボールを奪ってはシンプルに前に運び、ゴールにつなげ続けていました。1、2本目、3、4本目。結果は異なりましたがそれぞれに大きな収穫があったゲーム。宿舎のリラックススペースでは、さっそくビデオを見ながら話し合う姿も見られました。今後も試合を重ねながら、チームの連携を高めていきます。



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