【フォト日記】強風にも負けず
2015/3/10

今日は冷たい風が吹く中、二部練習を行ったトップチーム。午前、午後もそれほど長い時間ではありませんでしたが、密度の高いトレーニングが行われていました。

「(鳥栖戦は)自分の良さが全く出せずに終わった」と悔しさをにじませていた小泉選手。ホーム開幕戦での雪辱を期し、トレーニングにも熱が入ります。午前練習ではクロスの質を高めていくとともに、メニューに組み込まれていたスプリントにも全力で取り組んでいました。

午後は午前よりもさらに風が強く吹き、ピッチに設置されたポールが大きく傾くほどでした。体感温度もかなり下がっていたはず。ケガをしないためにもウォーミングアップでしっかりと体を温めます。

10vs10では、選手同士の厳しい声が飛んでいました。少しでも攻守の切り替えが遅れるシーンがあると、レオ選手も「止まらない!」と日本語で指示を送り、チームを引き締めていました。厳しい天候ではありましたが、妥協したプレーは一切許されない雰囲気が感じられます。

ここではクロスからのシュートが2点に設定され、選手たちは常にスコアを意識しながらプレーしていました。

ゴールキーパー陣も風には苦戦を強いられていた様子。ゴールラインを割りそうなボールが、強風を受けて大きく戻されるシーンも見られました。「すべての判断が難しかった。シュートの弾道も風向きで変わってくるので」と川浪選手は振り返っていましたが、どんな天候にも対応していく意味でも貴重なトレーニングとなったはずです。

選手たちは全体練習を終えると、すみやかにクラブハウスへ戻りました。体調管理には細心の注意を払いながら、明日からも清水戦に向けたトレーニングに取り組んでいきます。