【フォト日記】高めていく&小学校訪問

2015/6/11
photo今日は9時半から練習開始となったトップチーム。今回はタッチ数に制限を加えた状態で、4vs4や8vs8など対戦形式のメニューが中心に行われていました。「今日は2タッチ以下でやったけれど、そうすることで必要になるものはたくさんある。それを感じてやれるかどうか」と話していた柳下監督。選手たちは判断のスピードやファーストタッチの質などにこだわりながら、トレーニングに取り組んでいました。

photo
こぼれたボールへの反応の鋭さが目立っていた田中選手。ゴール前で訪れたチャンスを、しっかりと得点に結び付けていました。「FWなのでゴールに関わるプレーをもっと出していきたい」と意欲的に語ります。次に公式戦までは時間が空きますが、「明日のトレーニングでアピールする。その気持ちだけです」と話してくれた田中選手。常に試合と同じ気持ちで、貪欲にゴールを狙っていきます。

photo
また、今日の8vs8では選手同士が厳しく要求し合う場面が特に多く見られました。チームが強くなるためには、お互いが意見をぶつけ合い、イメージをすり合わせていくことが求められます。選手同士で密にコミュニケーションを交わすことで、明日からも修正と向上に努めていきます。

練習が終わった午後には、アルビレックス新潟の地域活動の一環として、トップチームの選手がホームタウンである新潟市の小学校3校(上山小学校・下山小学校・荻川小学校)へ訪問しました。

photo
上山小学校には、舞行龍ジェームズ選手、山崎亮平選手、山本康裕選手、川口尚紀選手が訪問。
この日を楽しみにしていた114名の6年生は、選手たちを大きな拍手で迎えてくれました。
小学校6年生の頃のエピソードや、夢を持ち、それを叶えるために努力することの大切さを話してくれた選手たち。舞行龍選手は、「もちろんサッカーを一生懸命やっていたけど、親や先生の言うことをしっかり聞いて、勉強もやっていた」と勉強の大切さも伝えていました。
友達を大事にして遊ぶときも一生懸命だったという山本選手は、「今やりたいことを一生懸命やってほしい」と子どもたちに語りかけていました。
子どもたちからも大変多くの質問が寄せられました。「夢をあきらめかけたことはありませんか?」という質問に対し、山崎選手は「プロサッカー選手になる夢を持っていて、苦しくても悔しくてもあきらめることは全くなかった」と力強く答えていました。
また、トレーニングウェアについているスポンサー企業様のロゴに興味を持った子どもから「柿の種を食べていますか?」という質問が。川口選手はクラブを支えてくださっているスポンサー企業様のロゴと説明し、亀田製菓株式会社様との共同事業「ハッピースタジアム」でマンオブザマッチに選ばれた選手にはハッピーターン1年分がもらえることを紹介し、アカデミー出身・新潟出身の選手としての意識の高さが垣間見えました。

photo
その後、子どもたちと選手たちが一緒になって身体を動かしました。
選手が体育館の端に立ち、正確なキックでパスを交換するシーンでは、子どもたちの頭上をボールが飛び交うたびに、大きな歓声が上がっていました。締めくくりとして、選手たちのボール回しに代表で2人の子どもが入りました。選手たちのパス交換に対し、一生懸命ボールを取ろうとする友達の姿に、みんな大きな声援を送っていました。
記念撮影の後、6年生だけでなく他の学年の子どもたちも加わって花道をつくってくれて、ハイタッチをしながら選手たちを送り出してくれました。

photo
下山小学校には、大野選手、小林選手、守田選手、小泉選手が5年生98名と選手が交流しました。
小学校5年生の頃を尋ねられた小泉選手は「とにかく元気一杯だった。たくさん給食を食べ、牛乳2本を飲んでいた記憶がある」とのことで、ピッチを駆け回る現在の姿の源を語りました。
また、どうやってプロ選手になったかの質問を受けた小林選手は、「プロになるためのイメージを持ち短期長期の目標をたてて、地道に練習を続けた結果」と子どもたちに秘訣を伝えています。
選手からのメッセージを伝えた後は、一緒に体を動かしました。守田選手がボールの扱いに慣れない子どもに優しく声をかけている風景が印象的でした。

photo
最後はみんなで記念写真。緊張しながらも選手に想いを伝える子どもたちと選手、双方とも目が輝いていました。選手退場時には子どもたちの花道を通り、ひとりひとりとハイタッチでお別れ。なかでも大野選手は元気一杯に対応しており、子どもたちの心を独り占めした様子でした。

photo
荻川小学校には、指宿選手、川浪選手、酒井選手が訪問し、5年生102名が選手をお出迎えしてくれました。
最初は「夢を叶えるため」というテーマでお話しました。「夢をあきらめずに努力することが大切。その努力は決して無駄にならない」「好きなこと事だけをするのではなく、スポーツや勉強やいろいろなことに関心を持とう」「友達や家族、周りの人たちに感謝しょう」と子どもたちに伝えていました。

photo
その後は、ボールを使った鬼ごっこや、クラス別のゲームを行いました。終始、笑いの絶えない楽しい時間を過ごしました。
最後に酒井選手から「今日はとても楽しかったです。ありがとうございます。デンカビッグスワンに応援に来てください」とお礼の言葉の後、全員で記念写真を撮り、ハイタッチで見送っていただきました。

短い時間でしたが、選手は十分に元気をいただきました。各校のみなさん、本当にありがとうございました。これからも、いろいろな夢に向かって頑張ってください!


ユニフォームパートナー