【フォト日記】守備でも&上尾野辺選手、北原選手帰国
2015/7/8

今日は9時半からのトレーニングとなったトップチーム。蒸し暑さが感じられる気候の中、選手たちは5vs5、10vs10といったメニューに取り組んでいました。

5vs5では、「まずはインターセプト。ディフェンスも一番いいことにトライしてくれ」と柳下監督。いい距離感でボールを動かしていくのはもちろんですが、守る側に対しても高い意識を求めていました。いい守備から、いい攻撃につなげていくことが重要となります。

相手は技術の高い選手を多くそろえる鹿島。「しっかり守備のブロックを作らないと、わずかな隙間からでもパスを通してチャンスを作ってくる」と加藤選手は警戒していました。1stステージ後半から出場機会を伸ばし、主に攻撃面での活躍が目立っている加藤選手ですが、鹿島戦は中盤での守備も大きなポイントになってきそうです。

最後は10vs10でより実戦の感覚を高め、今日のトレーニングは終了。タッチ制限を無くし、より試合本番に近い状況の中で選手たちは汗を流していました。

先日のトレーニングゲーム後、「もっと運動量を増やして、ボールに絡んでいかないと」と成岡選手ですが、今日のトレーニングでは積極的にボールを受けながら、チャンスを生み出していく場面が目立っていました。しっかりと反省を活かしながら、自分のプレーを向上させています。

明日は非公開練習となっています。戦術の確認を進めるとともに、ゲームに向けて集中を高めていきます。

今日の練習後、サポーター有志の方々がクラブハウス選手駐車場脇の草取りをしてくださいました。最近は気温も上がってきており、草の伸びるスピードも速くなっていますが、こうしたご協力により、選手・スタッフ一同気分よく日々のトレーニングを迎えることができています。

終わる頃にはご覧の通り、たくさんの草が集まっていました。本日は貴重なお力をいただき、本当にありがとうございました。支えてくださっている方々への感謝の思いを形にするために、全身全霊で鹿島戦に臨んでいきます。

午後は、女子ワールドカップの戦いを終えた上尾野辺選手と北原選手がクラブハウスに姿を見せ、お集まりいただいた報道関係者の方々の取材に答えていました。両選手とも準優勝という結果については悔しさを感じていた様子でしたが、同時に「苦しいときもチームで戦えたことを誇りに思う」(上尾野辺選手)、「メンバーに呼んでいただき、ワールドカップのピッチに立たせていただいたことに感謝している」(北原選手)と充実した表情を見せてくれました。

「今回の悔しさを、チームで結果につなげていきたい」とコメントしていた上尾野辺選手。すでに気持ちは次のリーグ戦に向いています。

エクアドル戦ではビッグチャンスがありましたが、「決められなかったのが今の自分の力。決められるように努力していきたい」と北原選手。さらに向上心が刺激された様子でした。

今週末にはなでしこリーグが再開します。エキサイティングシリーズへ向けて大切な試合が続いていきますが、今回の経験をチームに還元し、一戦一戦勝利のために戦っていきます!