今日の午前中からかなり気温が上がり、夏日となっていた聖籠。立っているだけで汗が噴き出してくるほどの暑さに、大野選手は「灼熱！」と口にしていました。これから本格的な夏を迎えていきますが、暑さに体を慣らしていくことが重要なテーマの一つになってくるでしょう。


9時半からスタートとなった今日の練習。コンディションを考慮し短い時間になっていましたが、選手たちはウォーミングアップからしっかりと質にこだわってトレーニングに臨んでいました。


10vs10に取り組む選手たち。スペースが限られていたため、止まっている選手にボールを出してもすぐに狙われてしまいます。「動かざるを得ない状況を作った」と柳下監督。足を止めることなく、ボールに関わっていくことが求められていました。暑さや疲労がある中でも、スピード感を失うことなくプレーしていくことが大切です。


鹿島戦では敗れはしたものの、いい距離感を保つことで優勢に試合を進めていたのは事実。その部分については、前向きにとらえている選手が多かったです。今日の練習でも選手同士で距離感について確認し合う場面が見られ、さらに高いレベルに引き上げていこうという意識が感じられました。


前節ではリーグ戦初ゴールを挙げた小泉選手。得点シーンは非常にすばらしいものでしたが、「（ゴールは）素直にうれしかったけれど、勝っていないし満足はできない」と笑顔はありませんでした。一番欲しいのはチームの勝利。「みんなと一緒にバンザイしたい」と力を込めて語ります。今日のトレーニングでは積極的にボールに絡み、ＦＣ東京戦へ意欲を見せていました。


明日は非公開練習となっています。次こそ勝ち点3をものにする。その意志を強く持って、戦う準備を整えていきます。