【フォト日記】視線は次へ&レディース日テレ戦
2015/7/26

昨日はアウェイで貴重な勝ち点3を手にし、新潟に戻ってきたトップチーム。今日は11時からそれぞれリカバリー、トレーニングとなり、選手たちはガンバ大阪戦に視線を切り替えていました。中3日でのゲームとなりますが、「食事、睡眠、水分をしっかり取る。そうすればいい状態で戦える」と柳下監督。勝利のためには、コンディショニングの徹底が必要不可欠となります。

リカバリー組に入った選手たちは、軽めのメニューで筋肉にたまった疲労を取り除くことに専念していました。ゲーム間隔が短いときほど、こうしたリカバリーの重要性は大きくなってきます。

チームの勝利に貢献していこうと、トレーニング組の選手たちも真剣な表情を見せていました。「ベンチの選手も雰囲気がいい。チームが勝つために声を出している」と話していたのは佐藤選手。この一体感を保ったまま、ガンバ戦に向かっていきたいところです。また、個人としても早くアルビレックスの一員としてピッチに立ちたいという思いは強くなっているはず。いつでも戦う準備はできています。

全体的に時間は短めでしたが、選手たちは集中高く3vs3やシュート練習といったメニューで汗を流していました。明日は9時半から練習開始。残り2回のトレーニングを最大限活用し、準備を整えていきます。

そして今日の16時半からはなでしこリーグが開催され、アルビレックス新潟レディースは新発田市五十公野公園陸上競技場で日テレ・ベレーザと対戦しました。相手はここまで無敗の強敵ですが、選手たちは勝利を目指して中断前最後のゲームに臨んでいきます。

試合は序盤から日テレがボールを支配し、なかなかリズムをつかめない時間が続いていきます。ただ、その中でも限られたチャンスをしっかりとシュートに結び付け、反撃を試みていく新潟。古巣との対戦となった山田選手も積極的にチャンスの場面に顔を出すなど、気持ちを見せていきます。

スコアが動いたのは前半22分、中央で大石選手が左サイドの渡辺選手からボールを受けると、「キーパーが一瞬少し出ているのが見えた」(大石選手)。GKの位置を見て思い切りよくミドルシュートを放つと、絶妙のコースに飛んだボールがネットを揺らし、新潟が先制に成功します!劣勢の中、チームに活力を与えるすばらしいゴールでした。

貴重な先制点を決めた大石選手を祝福する選手たち。スタンドからも、圧巻のゴールに大歓声が沸き起こります。新潟はこの後も集中を切らすことなく試合を進め、リードを保ったままハーフタイムを迎えました。

後半も日テレが攻勢を掛け、耐える時間が続いていきます。ゴール前までボールを運ばれる場面も多くなっていましたが、最後の最後で体を張ってブロックし、ゴールを許しません。北原選手と左山選手の両センターバックも、力強い守備で日テレの猛攻をはね返し続けていました。

1300人を超えるサポーターの皆様の後押しにも助けられ、試合は1-0で新潟が勝利しました!苦しんだ末につかんだ勝ち点3。キャプテンの上尾野辺選手も、「ここで勝ち点3を取れたことはすごく大きい」と充実感をにじませていました。中断明けのリーグ戦に向けても、大きな意味を持つ勝利です!今日はたくさんのご声援、本当にありがとうございました!