【フォト日記】響き渡る声&「秋の全国交通安全運動」に参加
2015/9/30

今日は9時半から練習開始となったトップチーム。クラブハウスCピッチでは、昨日に引き続き選手たちは集中した様子でトレーニングに取り組んでいました。

最初のパス交換では、スピードに変化をつけながらボールを動かしていくことが強調されていました。甲府の堅守を崩していくために、ウォーミングアップからイメージを持って臨んでいきます。

その後の7vs7では3タッチ以内という条件が設定されていましたが、「いい距離でやらないと、ボールを保持できない」と柳下監督。その中でも選手たちはトレーニングの意図をしっかりと理解しながら取り組めていたようで、リズムよくボールをつなぎながらチャンスを生み出していました。

今日はいつも以上に選手たちの声がピッチ上に響き渡り、ピリッとした緊張感が強く感じられました。相手も次は必死に勝ち点3を取りにくることでしょう。わずかでも準備を怠るわけにはいきません。最後の11vs11でも、選手たちは厳しい言葉を掛け合いながら、質の向上に努めていました。

大井選手もチームメイトを叱咤激励し、甲府戦に向けて気合を見せていました。「それだけで勝てるということはないけれど、まず気持ちが入っていないと、いいプレーはできない」と大井選手。ひときわ大きな声が、ピッチサイドにも届いてきました。柳下監督も普段から話していることですが、体を動かすのは気持ち。その部分については、練習から厳しく追求していきます。

甲府とは今季ナビスコカップも含めて2度対戦し、選手たちも相手の特徴を十分つかめているはず。攻めている時間帯でもカウンターにはしっかりと神経を尖らせ、相手のストロングポイントを封じ込めていきたいところです。

明日は非公開練習となります。高い集中を維持したまま細部の確認などを進め、戦う準備を整えていきます。
さて、アルビレックス新潟レディースは9月27日(日)にプレナスなでしこリーグレギュラーシリーズ最終節に勝利。同シリーズは5位でフィニッシュし、エキサイティングシリーズ上位リーグ進出を決めました。休む間もなく、現在は上位リーグでのタイトル獲得へ日々トレーニングに励んでいます。

そんな中、本日9月30日(水)には、上尾野辺めぐみ選手と中村楓選手が、「秋の全国交通安全運動」の行事に参加してきました。クラブハウスの所轄署であり、選手・スタッフの交通安全講習会でご指導いただいております新潟北警察署の「1日交通課長」、「1日生活安全課長」を拝命。新潟北警察署前で運転される方々に新潟市北区の特産品「梨」と交通安全チラシ等を配布しながら、「交通事故、なし(梨)」をキャッチフレーズに交通安全、そしてオレオレ詐欺の注意を呼び掛けました。

任命式を終えた選手たちは、運転される方々へ緊張した面持ちで声をかけていましたが、逆に「試合がんばってください。応援しています」と声をかけられ笑顔になる場面も。

上尾野辺選手は、「これを機会に改めて自分自身も交通安全を心がけたいと思います」と交通安全に対する意識を強め、中村選手は、「オレオレ詐欺がなくなり、もっと安心して生活できるようになればいいと思います」と願いを込めて呼びかけました。
レディースのエキサイティングシリーズ上位リーグ初戦は、本日発表されましたが10月12日(月・祝)に浦和レッズレディース戦。一つでも上の順位を目指し、90分間走り続けたいと思います。ぜひ会場へ足を運んでいただき、レディースへ温かいご声援をお願いします!