【フォト日記】テーマを持って
2015/10/27

ホーム最終戦に向けた2週間がスタートしました。オフ明け初日の今日は筋トレスタートとなり、選手たちは屋内で汗を流した後、ピッチに出てボールを使ったトレーニングを行いました。

10vs10では限られたスペースの中、1タッチでボールを動かしていくという難しい条件が設定されていましたが、「味方がどこにいるのか把握しながらプレーすればパスを出せる」と柳下監督。選手たちには「見る」ということを意識しながら、より良い判断をしていくことが求められていました。「相手も距離が近いから難しいが、狙っていてミスになるのと、見ていないのでは大きく違う」と話します。

選手たちもテーマをしっかりと頭に入れ、集中高く取り組んでいました。制約がある中でもしっかりと攻撃を組み立て、スピード感のあるパスワークからゴールネットを揺らすシーンも見られました。練習でこうした状況を経験しておくことで、より精度の高いプレーが可能になってくるでしょう。

リーグは残り2試合となりましたが、勝利していくためには最後までチームが一体感を保っていくことが必要不可欠。湘南戦は出場停止となる小林選手と舞行龍選手も、率先して声を出してトレーニングの雰囲気を高めていました。

次のゲームまで時間が空くということもあり、全体後は居残りでトレーニングを行う選手の姿も多く見られました。写真は真剣な表情でシュート練習に取り組んでいた佐藤選手。鋭い弾道を描いたボールが、何度も枠をとらえていました。チームの勝利に貢献するために、意欲を見せています。

明日は9時半から練習開始となります。しっかりと負荷を掛けながら、まずはこの一週間を大切にしていきます。