湘南戦を見据え、日々トレーニングを重ねているトップチームの選手たち。この期間で、さらに自分たちの力を高めていくことを心掛けていきます。


今日はフィジカルメニューからスタート。選手たちは体幹を意識しながら、ミニハードルやスプリントで汗を流していました。こうした取り組みが、当たり負けしないボディバランスを生み出してくれています。


今週は実戦形式のトレーニングが継続的に行われてきていますが、今日は柳下監督が何度か練習を止めながら、全体に指示を送るシーンが見られました。全員が同じイメージを描いてプレーしていくために、細かい部分を確認していきます。


チーム全体としてボールを前に運んでいく意識は強く感じられますが、「テンポが速すぎるときがある」と柳下監督。「（つなぐべきところで）急ぎすぎて失うとしんどくなる」。速く攻めるべきなのか、じっくりとつないで時間を作るべきなのか、状況を見ながら判断していくことが求められます。


「フリー！前！」、「待て！」と最終ラインから的確なコーチングを送っていたのが印象的だった前野選手。前線や中盤の選手にとっては、後ろからの声がプレーしていく上での貴重な情報となります。味方を助けることを常に考えながら、ピッチ上で密にコミュニケーションを取っていました。


練習後は、ストレッチで入念に筋肉をほぐしていた選手たち。体のケアにも気を配り、明日も万全の状態で練習に臨んでいきます。