【フォト日記】TRGvsツエーゲン金沢&レディース皇后杯初戦

2015/11/15
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今日はツエーゲン金沢とのトレーニングゲームを行ったトップチーム。この一週間の練習の成果を試す上でも、重要な意味を持つ今回のゲーム。はっきりと目的意識を持って、一人一人が集中高く臨んでいきます。

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前半は自分たちのペースでボールを保持しながら、攻撃を組み立てていく新潟。ボールを失っても厳しくプレスを掛けることですぐに奪い返し、相手にスキを与えません。選手同士の距離感を大事にしながら、得点機をうかがっていきます。

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相手が引いて守る時間が長くなっていましたが、その中でも打開を図っていく新潟の選手たち。田中達也選手も背後のスペースを積極的に狙いながら、前線を活性化させていきます。38分にはペナルティエリア内でのドリブル突破から決定的なパスを供給するなど、持ち味を見せてくれていました。

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ただ何度もチャンスを作り出すものの、相手GKの好守もあり最後のところでなかなかネットを揺らすことができません。ほとんどの時間で主導権を握りながらも、0-0で前半45分を終えました。

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後半はややリズムをつかめない時間が続きましたが、それでもサイドのスペースを活用しながら、全員でゴールを目指していきます。すると68分、加藤選手のコーナーキックを大井選手が頭で合わせて先制点を奪います。中の選手とキッカーの呼吸がピタリと合った、見事なゴールでした。

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その後は同点を狙う金沢が攻め込んでくる場面もありましたが、要所で体を張って戦うことでゴールを割らせません。攻守において緩めることなく戦っていく選手たち。最後までお互いに攻める姿勢を見せながら、1-0でゲームを終えました。

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明日はオフとなっています。ゆっくりと体を休めるとともに、ここまで取り組んできたことを頭の中で整理し、今シーズン最後の一週間に臨んでいきます。

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アルビレックス新潟レディースは11月14日(土)、福井で皇后杯2回戦・浦和レッズレディースユース戦に挑みました。当日は雨に加え、朝から強風が吹き、試合時もプレーに影響が出るような状態でした。その中で新潟は先週のリーグ戦最終節ジェフ戦から2名スターティングメンバーを変更。右サイドバックに高村選手、ボランチに高橋選手を起用し、試合に臨みました。

前半は有効なサイドチェンジができずに狭いスペースでのパスミスが増え、思うようにボールを動かせない新潟。攻めあぐねる時間が続きますが、少しずつ修正し、アタッキングエリアへ侵入するようになっていきます。すると37分、ペナルティエリア付近で仕掛けた山崎選手がファールを受けフリーキックを獲得。これを上尾野辺選手が狙い澄ましたキックで直接ネットを揺らし、1-0とします。

ハーフタイムには、プレーを振り返りながら意思疎通を行っていた選手たち。能仲監督は「判断のスピードを上げ、運動量を増やして関わっていかないといけない。リセットして後半に臨もう」と声を掛け、選手たちを送り出しました。

後半は風上の利を活かしながら攻勢を掛けていく新潟。60分、左サイドを突破した佐伯選手が中央へパスを送ると、これを大石選手が落ち着いて決めてリードを広げます。63分には斎藤選手と川崎選手を同時投入し、さらにゴールを狙っていきます。

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川崎選手は今回が公式戦初出場となりましたが、「自分の長所であるドリブルを活かしてプレーしようと思っていた」と、積極的なプレーを見せていきます。69分には得意のドリブル突破からペナルティキックを得ると、自ら決めて3-0に。終盤には大石選手と斎藤選手がさらに1点ずつを加え、5-0で終了のホイッスル。一発勝負の難しさのあるトーナメント戦ですが、しっかりと3回戦進出という結果を残すことができました。

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福井まで応援に駆けつけてくださったサポーターの皆様、雨風の中でも声援を送っていただき、本当にありがとうございました。3回戦は広島県へ舞台を移し、11月22日(日)11時からノジマステラ神奈川相模原と対戦します。今回得た課題を修正し、万全な体制で試合に臨めるよう準備してきます。


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