【フォト日記】決戦前日

2015/12/26
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第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝を明日にひかえ、アルビレックス新潟レディースの選手たちは神奈川県の横浜FC東戸塚フットボールパークで前日練習を行いました。横浜FCシーガルズなどがトレーニングを行っているグラウンドですが、整備された環境でコンディションを整えることができました。関係者の皆様のご協力に感謝いたします。

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準決勝・日テレ・ベレーザ戦を終えたレディースは、メンバー外の選手たちも集合しています(リハビリを行っている小原選手は明日合流)。広いピッチで全体練習を行えるのも、この時期の皇后杯では例のないことでした。新潟はタイトル獲得に向けて、可能なかぎりベストな過ごし方をすることができています。

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トレーニングは野本コーチのかけ声のもと、ポゼッションなどを実施してボールタッチを確認。その後はセットプレーの確認を入念にしていました。決勝の相手・INAC神戸は澤選手をはじめセットプレーでも脅威となる選手がいます。守備、そして攻撃でのポイントを繰り返し、体に浸みつけていました。

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最後は選手、スタッフが参加してのリラックスゲーム。残念ながら今日、東戸塚のピッチに立っている選手全員が決勝の舞台を踏めるわけではありません。それでも、誰ひとりとしてトレーニングをおろそかにする者はいません。明日、ピッチに立つ選手たちは、立てない選手たちの想いも背負い、新潟らしいプレーをしてくれることでしょう。

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グラウンドの片隅では、元アルビレックス新潟レディースで、横浜FCシーガルズ所属の吉田瑞季選手、横須賀シーガルズの豊田奈夕葉選手、そして現在は別の仕事に就いている諏訪江利乃さんも、練習を見守っていました。明日は仕事のため等々力に駆けつけられないかもしれないという諏訪さんは、「新潟には本当に優勝してほしい。がんばってください」と想いを託していました。

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練習後、報道陣に対して能仲監督は「中3日での3連戦。疲れがないと言ったら嘘になると思います。でも、それは相手も一緒なこと」として、「準決勝も試合翌日に疲労感を感じたという選手がいたが、それだけ集中して戦っていたということ。決勝も同じように、疲労感を超えた集中した状態にどちらが入れるか」と話していました。古巣との対戦となる渡辺選手は「2年前、決勝の舞台で感じた新潟サポーターのすごい応援は心に残っている。今回もホームのような感じでできると思う」と話していました。新潟初のタイトルは、新潟らしく一丸となり闘い、勝ち取りましょう! 明日は応援よろしくお願いします!!

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※蹴りおさめで飲食ブースも出しておられた横浜FCシーガルズさんからは、練習後に豚汁などのおすそ分けもいただきました。ありがとうございます!


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