【フォト日記】ゲーム
2016/1/23
18日から始まった高知キャンプも早くも6日目となりました。高知にも寒波襲来が心配されましたが、今日は曇り空ながら比較的穏やかな天候。無事に午前、午後の二部練習を行うことができました。
午前練習の冒頭、吉田監督は午後にゲームを実施することを選手たちに伝え、「午前は短め。ゆっくり休んで午後に向かおう」と話しました。ウォーミングアップを行った選手たちは、フォーメーションからボールを動かしてシュートの形を何回も繰り返します。
レオ選手、小林選手などボランチにボールが入ると、多くの選手たちが動き出していきます。小気味よくショートパスをつないでから、サイドのスペースへ走らせてクロス、そしてシュートを狙っていく。クロスに合わせようとペナルティエリアに侵入していく選手たちが実に多いのも特徴でした。
もちろん守備のリスクマネジメントのために、ボランチが声をかけ合って、どちらかが残っていいポジションを取ることも怠らず行われていました。攻守におけるいいバランスを保つことが、これまで以上に重要であることは、選手たちもよく把握しています。
午後のトレーニングは15時半から。選手たちにはビブスが配られ、フルピッチでの紅白戦がまず行われました。
高知ユナイテッドSCの選手にも参加してもらいながら昨日、今日とトレーニングは行っていますが、10分ほどトレーニングゲームを行った後はエリアを少し狭め、フリーマンを付けてのゲーム形式の練習に切り替えます。
広いピッチでのゲーム形式は初めてとなりますが、選手たちはスムーズにチームとしてボールを動かし、ゴールを目指していました。「とても良かった。すごくゲームになっていました。もう少しノッキングするかと思っていたのですが、そういうことはなかった」と吉田監督も驚きを見せていました。
ゲームは次第に熱を帯び、球際の争いも厳しさを増していきます。コルテース選手やレオシルバ選手らが強さを見せると、他の選手から「取られるな!」と声が飛んでいました。
「躍動的だったし、ゲームができて、これからの判断材料ができた。すごく充実した1日だったと思います」と吉田監督は満足感を示していました。ここまでのトレーニングで積んできたことを「出せなかったこともありましたが、出せなかったことが分かるのがすごく大事」とも。そこから見えてくるものがあるとしていました。明日は午前練習のみ。今日のトレーニングを映像なども通して振り返り、整理するのには十分な時間があります。
