【フォト日記】克服に向けて

2016/1/26
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ここ数日の寒さが和らぎ、高知はようやく例年のような暖かさが戻ってきました。午前トレーニングは9時半から。宿泊するホテルから競技場まではバスで20分程度ですが、ブラジル人選手は短い時間でもスマートフォンでブラジルの情報をチェックしたり、家族と近況を確認し合ったりしているそうです。

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午前中に選手たちを待っていたのは、1週目でも行った3グループに分かれ、それぞれメニューを取り組んで回るサーキット的なものでした。「走りを中心とし」(吉田監督)ダッシュなどのほか、メディシンボールやゴムを使用したパワーを要するものも少し加えられていました。

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トレーニングに入る前に吉田監督は選手たちに対して、「『危ないな』と思ったら必ず周りにコーチたちがいるから言ってほしい。無理はしてほしいけれど、無茶はしないこと」と言い含めていました。ケガでトレーニングを長期に離れるのはチームにも選手にも辛いこと。ギリギリのラインを探りつつ、細心の注意が払われています。

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トレーニングには2015シーズンの負傷からリハビリや一部調整を続けていた成岡選手、酒井宣福選手も徐々に加わるメニューが増えてきました。しかし吉田監督は「一歩一歩。ちょっと進んでまた下がってを繰り返しても」と決して焦らないことを昨日も言及していました。サッカーはコンタクトスポーツ。すべてのケガを予防することは難しいですが、気遣いがうかがえます。

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明日は高知ユナイテッドSC(アイゴッソ高知と高知UトラスターFCが統合)との練習試合をひかえていることもあり、午後はセットプレーの確認を初めて行いました。

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「本当にこれから。明日はトレーニングゲームがあるので、まずはトレーニングの雰囲気を作る目的で、評価はつけられない」と、第一歩であることを強調した吉田監督。「まだ何かに決めるというより、選手が心地いいところを見つけていきたい」と、これからセットプレーについては状況を注視して、方向性を定めていくことを示唆していました。

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ひとまず今日については責任を持って守ることを選手たちに伝えたということ。「これからいくつかの要求はするけれど、それをやろうとしてくれるでしょう」と選手たちへの信頼感を改めて示していました。

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ケガ人の予防や減少、セットプレーの精度向上。いずれも2015シーズンから新潟が改善したいと掲げているポイントです。キャンプから細かな配慮を欠かさず、成長への階段を上っていきます。明日の高知ユナイテッドSCとの練習試合は14時キックオフの予定です。

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