【フォト日記】トレーニングゲームvs高知ユナイテッドSC
2016/1/27
2016アルビレックス新潟にとって初めての対外試合となるトレーニングゲーム・高知ユナイテッドSC(アイゴッソ高知と高知Uトラスターが統合)戦が春野総合運動公園陸上競技場で行われました。平日ではありましたが、スタンドには新潟のタオルマフラーを着用されたサポーターの方もおはこびいただきました。
「1人60分のプレーを」と前日に吉田監督は話していましたが、試合は30分×4本で行われました。「まずは60分プレーするのが大事なこと。ユニフォームを着て、相手もユニフォームを着用してというのは2カ月ぶりになります。その感覚を戻していくこと」と試合の目的に挙げていました。
1本目は立ち上がり、Jクラブとの対戦や統合して初めてのゲームいいテンションで臨まれた高知ユナイテッドSCの入りが良く、新潟は受ける形。冷静にボールをはね返すと試合が進むにつれて新潟が支配する展開となるものの、なかなか押し込みながらなかなか決定機を作れずに終わります。
2本目もカウンターから高知ユナイテッドに先制を許しましたが、13分に小塚選手からのスルーパスに快足を飛ばしたラファエル選手が左サイドから一気に独走してゴール。スコアを戻します。その後もボールを支配する形を作りながら、最終的には得点を1点ずつ取り合って2-2で2本目を終えました。
中盤でタクトを振るった小林裕紀選手は、「まずは決められた時間をプレーできたのは良かった。疲れた中で何ができてできなかったのか。今日が最低ラインと考えてこれからやっていきたい」とコメント。収穫と課題を整理して、明日以降に活かしていきます。
メンバーを入れ替えて臨んだ3本目は早々に相手DFのオウンゴールで得点を取った新潟が、次々とDFラインの裏を狙うことで優位に立ちました。特に山崎選手は指宿選手とのコンビで次々とチャンスメイク。17分には自身が倒されてPKを得ると、難なく流し込んでみせます。
守備ではCBの西村竜馬選手が高さと強さ、そしてコーチングで力強いプレーを見せていました。昨シーズンでアスルクラロ沼津の守備の要として多くの試合を経験してきて、落ち着きや安定感も感じられ、さらなるアピールを期待したいところです。
4本目には再びペナルティエリア内で倒されて得たPKを指宿選手が決めて5-2の勝利。試合を通して吉田監督は前線からの守備を強調していましたが、「(前から)行くということをすり込ませているところもありますが、もっと行きたいのはあります」と、さらにアグレッシブな守備を選手たちに求める意向であることも明かしていました。
トレーニングゲームを終えた選手たちに、監督から「明日はオフにしよう」と伝えられました。ここまでの練習やゲームで蓄積した疲労を抜き、今日の個人・チームの課題を整理して、また練習再開に備えていきます。
