【フォト日記】トレーニングゲームvs高知大学
2016/1/31
1月18日からスタートした高知・春野キャンプ。ここまでのトレーニングで構築したものを確認するトレーニングゲーム・高知大学戦が13時から春野総合運動公園陸上競技場で行われました。新潟サポーター、また地元・高知の多くの方々がご来場をいただきました。ありがとうございます。
前回の高知ユナイテッドSCとの試合は30分×4本でフィールドプレーヤーは60分(GKは40分)をプレーしましたが、今日は40分×2、30分×2の合計140分。ほとんどのフィールドプレーヤーは少し時間を増やして70分をプレーしました。
試合は1本目、不用意な位置でボールを奪われて高知大学に先制を許す、今後の教訓となる失点からスタートしましたが、時間とともに新潟が押し込む展開。23分にボランチに入っていた小塚選手がバイタルエリアで前向きにボールを受けると、柔らかいスルーパス。クリアしようとする相手DFの伸ばした足に当たったボールがゴールに向かい、オウンゴールで追いつきます。
一気に攻勢に出る新潟。33分には左サイドでオーバーラップしたコルテース選手が田中達也選手からパスを受けると、ニアサイドに速いクロス。飛び込んだ指宿選手が豪快に右足で合わせて逆転します。2本目には右サイドからのマイナスのクロスをラファエル選手が落ち着いて決め、1、2本目のメンバーはお役御免となります。
メンバーを入れ替えた3、4本目。ゴールラッシュの幕を開けたのは平松選手でした。5分にDFラインの裏に飛び出すと、追いすがる相手をブロックしながら冷静に流し込むゴール。平松選手は20分にも決めて2得点を挙げます。
この日は味方が中盤で前向きにボールを持つと、積極的に裏を狙う姿勢が強く表れていました。24分には山崎選手が、DFラインの裏に走り小林選手からのパスを受けて3点目。最後はカウンターから加藤選手がドリブルで突き進んでスルーパスを送ると、小泉選手が豪快に蹴り込むゴール。一気に得点を重ねていきます。
4本目にも今度は小泉選手からのパスを受けた端山選手がゴールを決めて、8得点を挙げた新潟。正確なつなぎでボールを大事に扱い、またスペースを有効に使って相手を攻略していく形は多く作ることができました。
吉田監督が試合後、報道陣に対して話したのはまず失点についてでした。「3つの失点はとても幼いもの。反省とともに、修正は可能ですし、ポジティブなものだと思います」とし、改善への道筋を見定めていました。「自分たちが『どうやってプレーしていくか』を共有した2週間」に、確かな手応えを感じたチームは明日の練習で高知キャンプを打ち上げます。
