【フォト日記】揺らがずに
2016/3/6

神戸戦は悔しさを噛みしめる結果となりましたが、ホーム開幕戦に視線を切り替えていかなければなりません。昨日先発出場したメンバーはリカバリーとなり、体力を戻すことに主眼を置いて取り組んでいました。

まだリーグは2試合が終わったばかり。課題の修正に努めながらも、メンタルの波を作ることなく戦い続けられるかどうかが、長いシーズンを戦う上で重要となってくるでしょう。

15時からはAC長野パルセイロとのトレーニングゲームが行われました。一週間後にJ3リーグが開幕するということもあり、相手の表情も真剣モード。緊張感のある雰囲気の中で、実戦感覚を磨くことができました。

スコアは2-3となりましたが、全体でトライをしながら、選手たちは集中高く臨んでいました。吉田監督も「選手それぞれが『こういうことをやりたい』というのを見せてくれた」と話していましたが、チームの底上げを図っていく上で貴重な機会となりました。

選手たちにとって、ここが大切なアピールの場となります。体を張ったポストプレーやチェイシングなど、前線で奮闘を見せていた平松選手。前半の端山選手のゴールも、平松選手が起点になって生まれたものでした。

昨日は3シーズンぶりに、アルビレックス新潟の一員として公式戦のピッチに立った酒井選手。より一層、チームに貢献したいという思いが強くなったのは間違いないでしょう。トレーニングゲームにはフル出場し、パワフルなプレーを見せてくれていました。

ゲーム終了後、サポーターの方々から激励の横断幕が掲げられていました。選手のクールダウンなどもあったため、直接お礼を伝えられなかったことを残念がっていましたが、「本当にうれしい」と吉田監督。皆様の想いは、確実にチームに届いています。また、感謝の思いを口にすると同時に、「まだ倒れていない」とも。戦う姿勢をしっかりと保ち、ホーム開幕戦へ向けてまた明後日から取り組んでいきます。