本日トップチームは10時から練習開始となりました。聖籠はあいにくの雨となり、時間の経過とともにどんどん雨脚が強くなっていきましたが、選手たちは集中を途切れさせることなくトレーニングに励んでいました。


戦術的な要素も加えながら、ギアを上げて汗を流していた選手たち。昨日のリカバリーでは少し表情を緩めながら、リラックスした状態で疲労回復に努めていましたが、試合が近づくにつれて徐々に全体の空気が引き締まっていく様子が感じられました。


浦和の印象について、「一人一人がアスリートとしての力を持っているし、これまで他のチームが狙いを持っていた部分についてもスキがなくなってきている」と吉田監督は語っていました。相手は個人でも組織でも高い完成度を誇る強敵ですが、できる限りの準備を整えて立ち向かっていくつもりです。


独特のアウェイの雰囲気を考えても、難しいゲームになることが予想されますが、恐れることなく勇気を持ってぶつかっていきたいところです。


「浦和とは去年4回戦って、3回負けている」と悔しさを込めて語っていた山崎選手も、埼玉スタジアムで浦和を倒そうと闘志を燃やしています。我慢を強いられる時間も出てくるでしょうが、「そういった中でも守から攻に変わったときに、迫力を持ってプレーできれば」と山崎選手。今日の練習では高い位置でのボール奪取をゴールにつなげるなど、キレのある動きを見せてくれていました。


明日は非公開練習となります。意思疎通を進めながら、勝ち点3を持ち帰るための準備を整えていきます。